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〈いのち〉とがん
患者となって考えたこと
発行:岩波書店
新書判
254ページ
定価
880円+税
- 書店発売日
- 2019年2月21日
- 登録日
- 2019年1月24日
- 最終更新日
- 2024年4月25日
書評掲載情報
2019-03-16 | 日本経済新聞 朝刊 |
2019-03-09 | 朝日新聞 朝刊 |
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紹介
“絶体絶命”の状況を人はいかに生き得るのか。突然の膵臓がん宣告、生きるための治療選択、届かぬ患者の声、死の恐怖。患者となって初めて実感した〈いのち〉の問題を、赤裸々に真摯に哲学した「がん時代」、未来への提言。
目次
はじめに
序 治療――突然がん患者になった私
1 ジェットコースターの始まり
2 「頭が真っ白」にはならず
3 転院の決断
4 主治医との出会い
5 手術はゴールではない
Ⅰ 学ぶ――患者としての好奇心
1 主治医によるインフォームドコンセント
2 医療の進歩を実感する
3 新薬と「勇敢な患者」
4 「集学的治療」とアポロ
Ⅱ 直面――患者の声は届いているか
1 抗がん剤への恐怖と感謝
2 毒と副作用を引き受ける
3 何を食べたらいいのか――食べることは生きること
4 「転移」の中で思い出した三つの物語
5 “隠喩としての病”にたじろがないために
6 がん患者の「心を支える」仕組みとは
7 「相談の場」と「治療の場」
Ⅲ いのち――ずっと考えてきたこと
1 遺伝子検査を受けて突きつけられたこと
2 爆走する検査技術
[コラム] 命に序列をつけることへの誘惑
3 いのちの尊さとは何だろうか
Ⅳ 今――生きてきたように闘病する
1 再手術にチャレンジする
2 最後の「異任地異動」
3 死の受容の噓っぽさ
生きるための言葉を探して――あとがきにかえて
付 透き通ってゆく卵
上記内容は本書刊行時のものです。