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安心のファシズム
支配されたがる人びと
- 初版年月日
- 2004年7月
- 書店発売日
- 2004年7月21日
- 登録日
- 2016年4月8日
- 最終更新日
- 2016年4月8日
目次
第一章 イラク人質事件と銃後の思想
人質たちへの誹謗中傷/自作自演説の発信地は首相官邸/最悪の局面で噴き出した自己責任論/自己責任とは何か/「癒し」としての差別/人質バッシングに見られる尋常でない視点の高さ/超国家主義の復権
第二章 自動改札機と携帯電話
自動改札機の存在感/自動改札機の普及史/アメとムチによる徹底/人間工学とサイバネティクス/生理的器官化した「ケータイ」/ケータイ市場の爆発とトラブルの急増/「つながってるネ♡」の本当の意味/脳のアウトソーシング/「動く商圏」と「息をする財布」
第三章 自由からの逃走
自民党憲法調査会の議論から/先行する「心の教育」/日本中の子どもに『心のノート』を浸透させるということ/心のアンケート調査/コンフリクト・フリー/「お国のために命を投げ出す」国民を/サラリーマン税制と会社人間の習い性/ナチスの亡霊
第四章 監視カメラの心理学
艶歌の成立しない世界/監視カメラに関する意識調査/杉並区監視カメラ専門家会議/監視カメラ“先進国“英国の実態/何がなんでも“防犯カメラ“/監視カメラの向こうとこちら/哲学としての監視カメラ論
第五章 社会ダーウィニズムと服従の論理
ネオ封建時代への構想/“衛星プチ帝国“を志向する日本/誰がためのゼロ・トレランス/排除によってしか確保できないと考えられた「安全」/9・11以降のアメリカ監視社会/ハイテク・社会ダーウィニズムの恐怖/再び「コンフリクト・フリー」/『バトル・ロワイヤル』式
第六章 安心のファシズム
自由でないことの「幸福」?/サウンド・バイト/ブッシュ大統領と小泉首相/新語法/ウンベルト・エーコの『永遠のファシズム』/思想統制事件の横行と「これから」
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。
