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けものたちは故郷をめざす 安部 公房(著/文) - 岩波書店 【利用不可】
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けものたちは故郷をめざす
発行：岩波書店
文庫判
312ページ
定価
840円+税
- 初版年月日
- 2020年3月12日
- 書店発売日
- 2020年3月17日
- 登録日
- 2020年2月6日
- 最終更新日
- 2023年12月27日
書評掲載情報
| 2020-04-11 |
毎日新聞
朝刊 評者: 沼野充義（名古屋外国語大学副学長・スラブ文学） |
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紹介
満州に育った日本人少年・久木久三は、1945年8月、満州国崩壊の混乱の中、まだ見ぬ故郷・日本をめざす。荒野からの逃走は、極限下での人間の存在を問う実験的小説であり、サスペンスに満ちた冒険譚でもある。故郷、国家…何物にも拘束されない自由とは何か。人間のあり方を描き出す安部文学の初期代表作（解説=リービ英雄）。
目次
第一章 錆びた線路
第二章 旗
第三章 罠
第四章 扉
解説 安部公房の大陸……………リービ英雄
上記内容は本書刊行時のものです。
