..
【利用可】
ウェブの承諾表明により「利用可」にしています
書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
受注センター:
貴店担当者:
注文電話番号:
注文FAX番号:
注文サイト:
ルポ 大阪の教育改革とは何だったのか
発行:岩波書店
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ5mm
重さ 108g
72ページ
定価
580円+税
- 初版年月日
- 2022年5月10日
- 書店発売日
- 2022年5月12日
- 登録日
- 2022年4月10日
- 最終更新日
- 2024年4月9日
紹介
低迷する大阪を教育で立て直す――。二〇〇八年、知事の「教育非常事態宣言」とともに始まった数々の改革ーー頻回のテスト、学校統廃合、特色ある学校づくりなどーーは現場をどう変えたのか。コロナ下で市長に「学び合う学校」への転換を提言した校長をはじめ、教師、保護者たちの声からこの一五年を検証する。
目次
第一章 ある校長の「良心宣言
「胸をかきむしられる思い」/「校長先生は何の間違いをしたか?」/「強制からは何も生まれてこない」/久保さんを変えた子どもたち/「自分への怒り」
第二章 「被害者は生徒ですよ」
「教育非常事態」/「先生だけを引っぱたいても仕方ありません」/「日の丸・君が代」を切り札に「一点突破の全面展開」/「大方針は僕が決定していきます」/「リバティおおさかが休館したのは痛いです」/「自主的」に競争教育を進めさせられる教員/「競争がうまくいく分野もあれば、いかん分野も山ほどある」
第三章 「行政が差別をシステム化してるんです」
公教育への不信を増幅する「チャレンジテスト」/危機に瀕する大阪の人権教育/「排除する教育は倫理観を持たない子どもたちを育てていきます」/子どもたちが育みあう「魔法のような時間」は評価に値しないのか/「特色ある学校より、特色ある子が一緒の方が面白くなる」/貧しくされた大阪の教育
終章 「世界一平凡な学校」を
学力が「通貨」となった米国の公教育/目の前の子どもを「発見」する仕事
大阪の教育改革関連年表
上記内容は本書刊行時のものです。