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承認をひらく
新・人権宣言
発行:岩波書店
四六判
縦188mm
横129mm
厚さ18mm
重さ 314g
262ページ
定価
2,300円+税
- 初版年月日
- 2024年4月4日
- 書店発売日
- 2024年4月6日
- 登録日
- 2024年3月10日
- 最終更新日
- 2025年1月16日
書評掲載情報
2024-05-11 |
毎日新聞
朝刊 評者: 伊藤亜紗(東京工業大学教授・美学) |
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紹介
民主主義社会とは「個人の尊厳から出発し、人間らしい生活ができないような貧困・排除があってはならない社会」である。その実現のために、今こそ社会的相互承認と社会参加が求められる。あるべき「承認」の本質とは何か。ロングセラー『豊かさとは何か』以来、民主主義の核心を真摯に問い続けてきた著者の到達点。
目次
はじめに
第一章 人生をかけた承認欲求の葛藤
1 痩せ願望と社会の承認基準
2 エリートたちはなぜ犯罪者に転落するのか
3 承認願望と喪失の恐怖
4 相互承認に出会うよろこび
5 叱られたくない、褒められたい一心で……
第二章 社会的承認から排除された人びと
1 彼を凶行に追い詰めたのは
2 親子の承認欲求と競争社会
第三章 「承認」という新しい概念がなぜ必要か
1 貧困と承認拒否という二つの病根
2 生活保護と個人の尊厳
3 論争! 再分配か承認か
第四章 社会参加のない民主主義はない
理論編 「誤った承認」の背後にあるもの
1 社会参加の欠如した民主主義は可能か
2 なぜ社会参加に関する意識が低いのか
3 『母の大罪』で問われたこととは何だったのか
実践編 隠すことで守るのか、ひらくことで守るのか
4 社会的排除から包摂へ
5 教育における承認基準と登校拒否児の訴え
第五章 私たちの生活と公的な承認
1 国家の承認と国民の権利
2 公的承認に対する要望や批判――勉強会での発言から
おわりに
上記内容は本書刊行時のものです。