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生きることとしてのダイアローグ
バフチン対話思想のエッセンス
発行:岩波書店
B6判
縦182mm
横128mm
厚さ15mm
重さ 240g
184ページ
定価
1,800円+税
- 初版年月日
- 2021年9月16日
- 書店発売日
- 2021年9月18日
- 登録日
- 2021年8月10日
- 最終更新日
- 2021年9月26日
書評掲載情報
2021-11-13 |
毎日新聞
朝刊 評者: 渡邊十絲子(詩人) |
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紹介
二〇世紀ロシアの思想家ミハイル・バフチンによる〈対話〉の思想が、近年、教育や精神医療の現場で注目されている。単なる話し合いではない、人を決めつけない、つねに未完成の関係性にひらかれた対話とは何か。「複数の対等な意識」「心に染み入る言葉」など、バフチン自身のテクストを紹介しながら、ポイントをわかりやすく解説する。
目次
はじめに
Ⅰ 対話的人間
1 「わたしはひとりで生きている」という幻想
2 ひとは永遠に未完であり、決定づけられない
3 ポリフォニー――自立した人格どうしの対等な対話
4 気をゆるめることなくむすびつきながらも、距離を保つ
5 応答がないことほど、おそろしいことはない
Ⅱ 内なる対話
6 モノローグが対話的なこともある
7 意識は対話の過程で生まれる
8 真理も対話のなかから生まれる
9 他者がいて、わたしがいる
10 相互が変化し豊饒化する闘争
Ⅲ 相互作用のなかのことば
11 言外の意味
12 言語のなかでは、さまざまなことばが対話をしている
補 沈黙
おわりに
注
主要文献
上記内容は本書刊行時のものです。