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法哲学者H.L.A.ハートの生涯 ニコラ・レイシー(著/文) - 岩波書店
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法哲学者H.L.A.ハートの生涯 (ホウテツガクシャ エイチ・エル・エイ・ハートノショウガイ) 巻次:下 悪夢,そして高貴な夢 (アクム,ソシテコウキナユメ)

社会科学
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発行:岩波書店
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ26mm
重さ 566g
372ページ
定価 4,200円+税
ISBN
978-4-00-061455-9   COPY
ISBN 13
9784000614559   COPY
ISBN 10h
4-00-061455-X   COPY
ISBN 10
400061455X   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0032  
0:一般 0:単行本 32:法律
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年2月25日
書店発売日
登録日
2021年1月10日
最終更新日
2024年4月11日
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書評掲載情報

2021-04-17 朝日新聞  朝刊
評者: 犬塚元(法政大学教授・政治思想史)
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紹介

学者としての最盛期を迎えつつあったハートは、渡米先で、フラーとの論争やケルゼンとの公開討論、ロールズとの出会いを経験し、帰国後は『法における因果性』や『法の概念』といった記念碑的著作を次々と完成させる。やがて衰えを感じ始めた彼を、後継者ドゥオーキンとの確執や妻のスキャンダル報道などの苦難が襲う――。法哲学界の巨人の人物像を、豊富な資料に基づいて浮き彫りにし、話題を呼んだ評伝の邦訳がここに完成。

目次

第Ⅲ部 黄金時代(続き)

 第八章 イギリス人の目を通して見たアメリカ法理学――ハーヴァード大学一九五六-五七年期
 第九章 哲学という視座からみた法――『法における因果性』と『法の概念』
 第一〇章 西と東、カリファルニアとイスラエル――『法・自由・道徳』、「ケルゼン訪問」、『刑法の道徳性』
 第一一章 規律、刑罰、責任

第Ⅳ部 講座を退いた後で

 第一二章 年老いた改革者と旧弊家の若者たち――ベンサムとブレイスノーズ
 第一三章 悪夢、そして高貴な夢

 訳者あとがき

 注
 文 献
 本書に登場する人物の伝記的詳細
 人名索引

著者プロフィール

ニコラ・レイシー  (ニコラレイシー)  (著/文

ニコラ・レイシー(Nicola Lacey)
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授、オックスフォード大学ニュー・カレッジ/ユニバーシティ・カレッジ名誉フェロー。刑法・法理論・ジェンダー法学。著書として本書のほか、The Prisoners' Dilemma: Political Economy and Punishment in Contemporary Democracies(2008), Women, Crime, and Character: From Moll Flanders to Tess of the D'Uurbervilles (2008), In Search of Criminal Responsibility: Ideas, Interests, and Institutions(2016)など多数。

中山 竜一  (ナカヤマ リュウイチ)  (翻訳

中山竜一(なかやま りゅういち)
大阪大学法学研究科教授。法理学・法思想史。『二十世紀の法思想』(岩波テキストブックス)、『ヒューマニティーズ 法学』(岩波書店)、『法思想史』(共著、有斐閣アルマ)、訳書にジョン・ロールズ『万民の法』、レイモンド・ワックス『法哲学』(共訳)(いずれも岩波書店)など。

森村 進  (モリムラ ススム)  (翻訳

森村 進(もりむら すすむ)
一橋大学法学研究科特任教授。法哲学。著書として『幸福とは何か』(ちくまプリマー新書)、『法哲学講義』(筑摩選書)、『自由はどこまで可能か』(講談社現代新書)など。

森村 たまき  (モリムラ タマキ)  (翻訳

森村たまき(もりむら たまき)
国士舘大学非常勤講師。刑事法学。訳書としてピーター・シンガー他『功利主義とは何か』、ナイジェル・ウォーバートン『「表現の自由」入門』(いずれも森村進との共訳、岩波書店)、P. G. ウッドハウス「ジーヴス・シリーズ」(国書刊行会)ほか多数。

上記内容は本書刊行時のものです。