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法哲学者H.L.A.ハートの生涯
巻次:下
悪夢,そして高貴な夢
発行:岩波書店
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ26mm
重さ 566g
372ページ
定価
4,200円+税
- 初版年月日
- 2021年2月25日
- 書店発売日
- 2021年2月27日
- 登録日
- 2021年1月10日
- 最終更新日
- 2024年4月11日
書評掲載情報
2021-04-17 |
朝日新聞
朝刊 評者: 犬塚元(法政大学教授・政治思想史) |
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紹介
学者としての最盛期を迎えつつあったハートは、渡米先で、フラーとの論争やケルゼンとの公開討論、ロールズとの出会いを経験し、帰国後は『法における因果性』や『法の概念』といった記念碑的著作を次々と完成させる。やがて衰えを感じ始めた彼を、後継者ドゥオーキンとの確執や妻のスキャンダル報道などの苦難が襲う――。法哲学界の巨人の人物像を、豊富な資料に基づいて浮き彫りにし、話題を呼んだ評伝の邦訳がここに完成。
目次
第Ⅲ部 黄金時代(続き)
第八章 イギリス人の目を通して見たアメリカ法理学――ハーヴァード大学一九五六-五七年期
第九章 哲学という視座からみた法――『法における因果性』と『法の概念』
第一〇章 西と東、カリファルニアとイスラエル――『法・自由・道徳』、「ケルゼン訪問」、『刑法の道徳性』
第一一章 規律、刑罰、責任
第Ⅳ部 講座を退いた後で
第一二章 年老いた改革者と旧弊家の若者たち――ベンサムとブレイスノーズ
第一三章 悪夢、そして高貴な夢
訳者あとがき
注
文 献
本書に登場する人物の伝記的詳細
人名索引
上記内容は本書刊行時のものです。