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芦部信喜 平和への憲法学 渡辺 秀樹(著/文) - 岩波書店
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芦部信喜 平和への憲法学

発行:岩波書店
四六判
縦188mm 横129mm 厚さ17mm
重さ 292g
222ページ
定価 1,900円+税
ISBN
9784000614276
Cコード
C0032
一般 単行本 法律
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年10月23日
書店発売日
登録日
2020年9月10日
最終更新日
2020年10月22日
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紹介

「総理、芦部信喜さんという憲法学者、ご存じですか」「私は存じ上げておりません」(国会答弁より)。戦後憲法学のスタンダードをつくったのは、どんな人物だったのか。学徒出陣の戦争体験。実際の裁判にも関与し、後半生を懸け「憲法訴訟論」を開拓するまで。独自入手した資料を交え、その足跡を再現する。識者一三名のインタビューも収録。

目次

まえがき

第1章/源流 伊那谷から
駒ヶ根の原風景/向山雅重の実地教育/臼井吉見との出会い/信濃宮神社造営への動員/学徒出陣で知った軍隊/実家への遺書、友の戦死/終戦後の文化運動で雑誌発行/「戦争放棄」の草案要綱/リベラリスト・宮沢俊義/ラートブルフの論文に感銘

第2章/憲法改正と自衛隊
平和主義徹底から憲法擁護へ/政府の調査会発足/両論併記の報告書/恵庭事件─裁判と学界に橋を架ける/肩透かしの判決/長沼事件─初の違憲判決/攻撃される前文/九条と現実との相克

第3章/人権と自由
公務員の政治活動問う猿払事件/統計局事件で法廷証言/最高裁の変質、公務員に厳しく/違憲性判断の「二重の基準」/教科書裁判/裁判所の使命は/東大ポポロ劇団事件/プライバシーの権利/社会保障闘争のシンボル「堀木訴訟」

第4章/国家と宗教
閣僚の靖国神社公式参拝/靖国懇議事はブラックボックスに/地鎮祭と靖国参拝─「政教分離原則」早速議論に/「結論」に向けた誘導/展開された違憲論/議事録なき激論/公式参拝促す「結論」/戦没者の願いを胸に/自衛官合祀拒否訴訟/最高裁での暗転

第5章/象徴天皇制とは何か
国事行為以外の「公的行為」/明治憲法の残像/政治利用問題/代替わり儀式/人権の制限という論点

第6章/インタビュー 芦部憲法学から現代を問う
前川喜平 樋口陽一 辻村みよ子 高見勝利 戸波江二 青井未帆 江田五月 長谷部恭男 渋谷秀樹 那須弘平 木村草太 石川健治 遠藤比呂通

番外編/二つのスクープ
1 靖国懇議事録は存在した
内閣官房 情報公開請求で開示/議事録の半分は不存在 理由は「不明」
2 自治体トップと護国神社─政教分離はいま
県護国神社 寄付集めにも知事の名前/「個人としての活動」で通用するか/宗教と結びつく「公」

あとがき

主要参考文献
附録 「閣僚の靖国神社参拝問題に関する懇談会」(第七回)議事録

上記内容は本書刊行時のものです。