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〈家父長制〉は無敵じゃない
日常からさぐるフェミニストの国際政治
発行:岩波書店
四六判
縦188mm
横129mm
厚さ21mm
重さ 340g
246ページ
定価
2,900円+税
- 初版年月日
- 2020年10月16日
- 書店発売日
- 2020年10月19日
- 登録日
- 2020年9月10日
- 最終更新日
- 2024年4月12日
紹介
家父長制とは、日常的な性差別や女性蔑視を支える考え方と関係性のネットワーク。トランプなど極端なタイプに目を奪われてはならない。日々の「取るに足りない」習慣こそが男性中心主義を強化し、ひいては軍事主義を支えているのだ。シリア内戦から軍事ツーリズム、兵士の妻からカフェテリアの女性まで、幅広い話題で家父長制の手強さともろさを論じる。率直な語りが共感を呼ぶ。
目次
日本の読者のみなさんへ
序 章 トランプだけが問題なのではない
第一章 ピンクのプッシーハット vs. 家父長制
第二章 和平協議に抗するシリアの女性たち
第三章 カルメン・ミランダが戻るとき
第四章 ツーリズムと共犯――タイコンデロガ、ゲティスバーグ、広島
第五章 家父長制的忘却――ガリポリ、ソンム、ハーグ
第六章 スカートをさっとひきよせて
第七章 フェミニストへのまがりくねった道
第八章 ランチ・レディとワンダーウーマン、その他の抵抗
終 章 〈家父長制〉は無敵じゃない
原 注
訳 注
訳者あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。