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パワー・シフト リチャード・フォーク(著/文) - 岩波書店
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パワー・シフト (パワーシフト) 新しい世界秩序に向かって (アタラシイセカイチツジョニムカッテ)

社会科学
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発行:岩波書店
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ23mm
重さ 534g
342ページ
定価 5,200円+税
ISBN
978-4-00-061418-4   COPY
ISBN 13
9784000614184   COPY
ISBN 10h
4-00-061418-5   COPY
ISBN 10
4000614185   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年8月27日
書店発売日
登録日
2020年7月10日
最終更新日
2020年8月28日
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紹介

気候変動、パンデミック、テロリストの脅威、核兵器などの地球規模の脅威に、既存の国家中心的な世界秩序は対応できていない。あるべき新しい世界秩序とは? そして、求められる新たな人間像とは? 国家による古い地政学から人々による新しい地政学への、人類の生存を賭けた〈シフト〉をめぐるスケールの大きな論考。

目次

謝 辞
はじめに グローバリズムとグローバル化――テロリズムと国家テロ
日本語版への序文


第1章 新しい地政学に向けて

第2章 ポスト世俗の境界線
 予備的考察
 歓迎されないアイデンティティとしての「世俗主義」――アラブの春の余波
 イランにおける宗教と政治
 ポスト世俗的世界への移行とそのグローバルな次元

第3章 ドローンはなぜ核兵器より危険なのか
 国際法と世界秩序への脅威
 対立する論法――明暗配分の地政学
 「光の子」
 「闇の子」
 ドローンと世界秩序の未来
 ドローン戦争と国際法――消滅するリターン
 結論的考察

第4章 新しい立憲主義の輪郭
 出発点
 合法性と正統性の峻別
 国際法と「古い」立憲主義
 核兵器の管理と新しい立憲主義
 国際刑事責任
 ポスト9・11の対テロという挑戦
 帝国主義的な新しい立憲主義
 新自由主義的なグローバル化と新しい立憲主義
 結 論

第5章 グローバル・ガバナンスの諸地平
 実現可能性重視を批判する
 ハードパワーの誤信
 新自由主義の誤信
 必要性の地平の明確化
 絶望の地平の出現
 願望の地平の役割
 世界政治の地政学的な管理
 グローバル化する世界における新たな政策形成
 結論――今後の展望

第6章 グローバルな危機への対応
 惑星に共生する
 グローバルな想像を配置する――ポストモダンのパラダイム
 グローバルな危機への対応
 転換期の危険と機会
 結 論

第7章 グローバルな想像に向けて
 レミング・モーメント?――人類は集団自殺に向かうのか
 ギャップを説明する
 期待を修正する

第8章 調査を組み立てる――強い社会/弱い国家とは
 導入的視点
 概念の明確化
 グローバルな背景
 国際法、国連の権威
 近代性と発展
 時間と空間
 結 論

第9章 第一次世界大戦の分裂的遺産
 一世紀後のアイデンティティ政治
 第一次世界大戦から学べること
 結 論

第10章 グローバルな秩序を構成する四つの論理
 国家主義的論理
 地政学的論理
 コスモポリタンな論理
 市民社会の論理

第11章 ドローン時代の永遠戦争を論じる

第12章 政治的状況を変化させる――同時代の一人の個人として
 出発点
 市民と国家
 グローバル・シティズンシップ――現実ではなく願望
 切迫する物質的状況
 政治的共同体を再創造する
 市民巡礼者――大いなる移行の非暴力の戦士として

第13章 人類種は生き残りたいと思っているのか?
 惑星に対する脅威を想像する
 人間による大惨事を防ぐ
 国家主義の粘り強さ
 人類種は生き残ることを学べるのか?
 
注  
訳者あとがき  

索引(人名索引・事項索引)

上記内容は本書刊行時のものです。