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試される民主主義 20世紀ヨーロッパの政治思想(下)
発行:岩波書店
四六判
300ページ
定価
2,600円+税
- 書店発売日
- 2019年7月27日
- 登録日
- 2019年6月13日
- 最終更新日
- 2019年7月20日
書評掲載情報
2019-09-15 |
読売新聞
朝刊 評者: 苅部直(東京大学教授、政治学者) |
2019-09-07 |
朝日新聞
朝刊 評者: 西崎文子(東京大学教授・アメリカ政治外交史) |
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紹介
ウェーバー、ルカーチ、シュミットから、サルトル、フーコー、ハヴェル、ハーバーマスまで、20世紀ヨーロッパを舞台に、民主主義をめぐって数々の思想家たちが織りなしたドラマ。戦後を扱う下巻では、冷戦下で三つの民主主義が競合し、文化変容を遂げる世紀末までを扱う。
目次
第4章 再建の思想――自己規制する民主主義と「人民民主主義」
程々の品位ある国家
キリスト教民主主義の契機
思想の取引
「政治の安楽死」か?
戦後的憲政秩序――民主主義の規律化
荒野に叫ぶ自由主義者
ヨーロッパ精神の脱植民地化
新しい階級が引き継いだ
社会主義の名誉を救う
その髑髏(されこうべ)は二度と笑わないだろう
第5章 異議申し立ての新時代――「父親なき社会」に向かって
理論ですか? いいえ,結構です
日常生活の革命
民主主義の変容
予言者
永い五月――自律・自治・自主管理
敵としての国家
意図と結果
第6章 反政治,そして歴史の終わり?
「民主主義の危機」
フランスにおける反全体主義の目覚め
守勢にまわる社会民主主義
「疎外の終焉」の終わり――そして王の首を刎(は)ねるということ
モンペルランからの下山者
ポスト全体主義における反政治の政治学
メタ革命とレーニン主義の終焉
遅まきながらの自由派(リベラル)の勝利か?
謝辞
訳者あとがき
注
事項索引・人名索引
【上巻目次】
日本語版に寄せて
序章
第1章 溶融した大衆
第2章 大戦間の実験――人民の形成,魂の改造
第3章 ファシストの主体――全体国家と民族共同体
注
上記内容は本書刊行時のものです。