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馬のこころ 瀧本 彩加(著) - 岩波書店
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馬のこころ (ウマノココロ) 人の相棒になれた理由 (ヒトノアイボウニナレタワケ)

自然科学
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発行:岩波書店
B6判
縦182mm 横128mm 厚さ12mm
重さ 202g
158ページ
定価 1,600 円+税   1,760 円(税込)
ISBN
978-4-00-029739-4   COPY
ISBN 13
9784000297394   COPY
ISBN 10h
4-00-029739-2   COPY
ISBN 10
4000297392   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0345  
0:一般 3:全集・双書 45:生物学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年11月14日
書店発売日
登録日
2025年10月10日
最終更新日
2025年11月12日
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書評掲載情報

2026-01-24 毎日新聞  朝刊
評者: 村上陽一郎(東京大学名誉教授・科学史)
2026-01-17 朝日新聞  朝刊
評者: 吉田伸子(書評家)
2026-01-10 朝日新聞  朝刊
評者: 九段理江(小説家)
2025-12-21 読売新聞  朝刊
評者: 遠藤秀紀(東京大学教授・解剖学者)
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紹介

馬どうしはもとより人とも絆を築けるのは、豊かに備わったコミュニケーション能力があるからではないか。顔や音声で多彩な感情を表現し、相手の些細な表情や声色の変化も見逃さない。空気を読み、仲間を思いやることもあれば、嫉妬もする。このかけがえのない相棒とよりよく共生する未来のために、動物心理学にできることは何だろう。

目次

 はじめに

1 群れで暮らす
 ウマとの出会い
 親しい仲間とのふれあい
 ハレム群と若オス群
 自然下で暮らす御崎馬
 群れになじむメリット
 寄り添って過ごす母子
 母親は子の安全基地
 子に寛容な母親
 母親が見せる強い愛情
 ベビーシッター

 コラム◎親しくなるのは似た者同士

2 ヒトとともに暮らす
 ウマはヒトの相棒
 家畜化の条件
 家畜化の起源
 ヒトとの暮らしの中での役割
 馬具の開発
 戦場で
 使役馬として
 祭祀や儀式で
 スポーツで
 娯楽として
 ヒトの良き相棒となりえた理由
 ウマに恩返しがしたい

 コラム◎家畜化にともなう変化

3 よく見て、学んで、頼る
 敏感で繊細
 「賢いハンス」の逸話
 数えることはできる
 お手本を見て学ぶ
 ヒトからも学ぶ
 困ったときにはヒトに頼る

 コラム◎困ったときにヒトを見つめて助けを求める動物たち

4 感情を伝え、読み取る
 意外と豊かな顔の表情
 体を使って表す
 音声で表す
 感情が伝染する
 表情や声色から感情を推理する
 ヒトの緊張も伝染する
 ヒトの感情も推理する
 ヒトの表情と声色を結びつける
 ヒトはウマの感情を推理できるか

 コラム◎家畜がヒトに表情を見せるメリット

5 嫉妬も、思いやりも
 友だちをとられたくない
 大好きな人にかまってほしい
 公平がいい!
 喧嘩の後は仲直り
 宥めたり、慰めたり、仲裁したり
 ごはんは分け合って食べるのがいい

 コラム◎思いやりと公平感のバランス

6 すぐれた記憶力
 餌はどこに?
 ルールを学ぶ
 何年覚えておける?
 ヒトの表情が与える印象の記憶
 「罰」の記憶

 コラム◎動物の記憶いろいろ

7 ウマとともに歩む未来
 文化とこころを支える存在として
 日本の飼育ウマをめぐる現状
 引退競走馬のその後
 よりよい余生を
 在来馬の危機
 北海道和種馬の利活用
 御崎馬の保存
 共生に向けて、動物心理学ができること

 あとがき

著者プロフィール

瀧本 彩加  (タキモト アヤカ)  (

瀧本彩加(たきもと・あやか)
1984年和歌山県生まれ.2012年京都大学大学院文学研究科修了.博士(文学).日本学術振興会特別研究員(PD)を経て,2015年より北海道大学大学院文学研究科(現・文学研究院)准教授.専門は動物心理学・比較認知科学.
共著書に『比べてわかる心の発達──比較認知発達科学の視点』(有斐閣),『恋する人間──人文学からのアプローチ』(北海道大学出版会),『岩波講座コミュニケーションの認知科学4 社会のなかの共存』(岩波書店)などがある.
最近は,ヒトの共同養育の本質に迫るべく,共同養育の担い手や子育てスタイルの異なる哺乳類の比較研究に注力している.

上記内容は本書刊行時のものです。