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学童集団疎開 : 受入れ地域から考える
発行:岩波書店
B6判
縦190mm
265ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2017-10-18
- 登録日
- 2017年11月12日
- 最終更新日
- 2017年11月12日
書評掲載情報
2018-01-21 | 毎日新聞 朝刊 |
2017-12-10 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2017-12-03 |
朝日新聞
朝刊 評者: 保阪正康(ノンフィクション作家) |
2017-11-11 | 日本経済新聞 朝刊 |
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紹介
子どもたちの悲惨な戦争体験として語られてきた学童集団疎開。しかし、受入れ地域からはまた別の側面が見える。県別に割り当てられた四〇万人もの学童、決定から最初の受入れまでわずか一カ月余、宿舎や食糧の工面、激化する戦争と軍事施設までもの疎開…。埼玉県公立高校の郷土部の調査を契機に、地域全体が戦時体制に巻き込まれる状況を明らかにした、新たな観点からの学童疎開史。
目次
序章 なぜ疎開受入れ地域に注目するか
第1章 学童疎開に到る道(疎開政策と東京都
割り当てられた側の事情 ほか)
第2章 決定から二カ月半での大移動-一九四四年六月末~九月(縁故か集団か、ただちに決断せよ
翻弄される受入れ県 ほか)
第3章 遠足気分の出発、激化しゆく空襲-一九四四年九月~一九四五年三月(「適切ナラザル」宿舎
疎開地における教育 ほか)
第4章 飢えの苦しみと敗戦、そして-一九四五年四月~戦後(疎開強化と学寮の再編成
重要機能を失った「重要都市」 ほか)
終章 戦争と地域社会
上記内容は本書刊行時のものです。