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焼跡からのデモクラシー 吉見 義明(著/文) - 岩波書店
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焼跡からのデモクラシー (ヤケアト カラ ノ デモクラシー : クサノネ ノ センリョウキ タイケン) 巻次:上 草の根の占領期体験

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発行:岩波書店
縦19mm
239ページ
価格情報なし
ISBN
978-4-00-029125-5   COPY
ISBN 13
9784000291255   COPY
ISBN 10h
4-00-029125-4   COPY
ISBN 10
4000291254   COPY
出版者記号
00   COPY
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2014年3月
登録日
2015年8月20日
最終更新日
2015年8月20日
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書評掲載情報

2014-05-11 毎日新聞
評者: 加藤陽子(東京大学教授・日本近代史)
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紹介

戦後日本の民主主義は「与えられた/押しつけられた」ものなのだろうか。占領下の時代、人びとが、アジア太平洋戦争の過酷な体験を決定的な契機として、戦前からの平和・自由・共助などの伝統的価値観の基盤の上に、民主主義を自ら作りあげ、獲得していったことを、彼らが残した日記や雑誌への投稿、聞き取りなどを通して明らかにする。上巻では、焼跡の中で人びとが平和や戦争責任・天皇制、自由と民主主義などについてどのように考えていたかを辿る。

目次

第1章 戦争から戦後へ(ある若者の戦中・戦後-大阪市電車両修理工場職員の場合
ある徴用工の戦中・戦後-大阪陸軍造兵廠徴用工の場合
ある民間知識人の戦中・戦後-東京・馬込隣組役員の場合)
第2章 平和の構想(平和主義の成立
原爆と平和)
第3章 平和意識の獲得(ある砥石屋の体験
ある国鉄労働者の体験
中島飛行機女子職員の体験)
第4章 戦争責任論と天皇制(民衆の戦争責任論
極東国際軍事裁判(東京裁判)に対する反応
他のアジアに対する責任論
天皇の戦争責任をめぐって)
第5章 自由と民主主義の再創造1(民主主義の論議
三菱重工横浜造船所工員の体験
町工場の旋盤工の体験)

上記内容は本書刊行時のものです。