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高校倫理からの哲学
巻次:別巻 (災害に向きあう)
発行:岩波書店
縦190mm
288ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2012年7月
- 登録日
- 2016年11月2日
- 最終更新日
- 2016年11月2日
紹介
災害について、いま何をどう考えたらいいのか。この別巻は、東日本大震災、阪神・淡路大震災などの実際の経験と、古今東西の思想を織りあわせながら考えていくための手引きです。
目次
1 天災と思想・宗教(災害を日本人はいかに受け止めてきたか-関東大震災の場合
災害は人間社会への警鐘か-古代中国の天災観
神はなぜ悪を許すのか-リスボン地震と弁神論・啓蒙思想
人知を超えるものにいかにして向きあうか-津波・原発
哲学)
2 震災における倫理(災害ではどんな倫理的問いが出されるのか-「津波てんでんこ」を手がかりとして
震災によってどのような心の問題が生じるのだろうか-被災者のおかれた状況と心理
災害のとき人は何をなすべきか-負い目から相互支援へ)
3 震災・原発災害からの倫理の見直し(震災は人びとの倫理意識を変化させるだろうか
原子力とどのように向きあえばよいのだろうか
安心して暮らせる社会をつくるうえで何を考えるべきだろうか-震災・原発災害からの立ち直りに向けて)
上記内容は本書刊行時のものです。