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新・日本文壇史
巻次:第4巻 (プロレタリア文学の人々)
プロレタリア文学の人々
発行:岩波書店
縦200mm
308, 2ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2010年11月
- 登録日
- 2017年3月28日
- 最終更新日
- 2017年3月28日
紹介
昭和八年二月二〇日、プロレタリア文学の輝ける星、小林多喜二は、殺人に等しい拷問をうけて、絶命した。虐殺であった。ロシア革命の影響などからプロレタリア文学が勃興、「蟹工船」「海に生くる人々」「太陽のない街」など今日に読みつがれる数多くの作品が生みだされた時代であった。多喜二の恋人・田口タキと妻・伊藤ふじ子のこと、蔵原惟人と中野重治の論争、重治の妹にして恋多き詩人・中野鈴子の波瀾万丈の人生、壷井栄の恋と徳永直との確執など、プロレタリア文学とその周辺に生きた人々の実相に迫る。
目次
第19章 小林多喜二の愛と死
第20章 中野重治と鈴子の愛と青春
第21章 忘れられた作家たち
第22章 壺井栄の恋と徳永直との確執
第23章 「雨の降る品川駅」と中野重治の下獄
第24章 スパイM・N
上記内容は本書刊行時のものです。