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社会のなかの軍隊/軍隊という社会 蘭 信三(著/文) - 岩波書店
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社会のなかの軍隊/軍隊という社会 (シャカイノナカノグンタイグンタイトイウシャカイ)

社会科学
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発行:岩波書店
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ22mm
重さ 484g
266ページ
定価 3,200円+税
ISBN
978-4-00-027171-4   COPY
ISBN 13
9784000271714   COPY
ISBN 10h
4-00-027171-7   COPY
ISBN 10
4000271717   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0336  
0:一般 3:全集・双書 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年1月27日
書店発売日
登録日
2021年12月10日
最終更新日
2024年4月11日
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書評掲載情報

2022-06-18 東京新聞/中日新聞  朝刊
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紹介

日本軍から自衛隊へとその名称を変えながら、軍隊(軍事組織)は戦時/平時を問わず日本社会のなかに存在し続けている。社会は軍隊からどのような影響をうけているのか、軍隊は市民社会・地域社会とどのような関係を取り結んでいるのか。敗戦による軍の解体を画期とする連続と断絶の両面から、新たな構図を描き出す。

目次

 『シリーズ 戦争と社会』刊行にあたって

 総 説 軍隊と社会/軍隊という社会………一ノ瀬俊也、野上 元

第Ⅰ部 旧日本軍と社会

 第1章 軍事エリートと戦前社会――陸海軍将校の「学歴主義的」選抜と教育を中心に………河野 仁
 第2章 徴兵制と社会階層――戦争の社会的不平等………渡邊 勉
 第3章 退屈な占領――占領期日本の米軍保養地と越境する遊興空間………阿部純一郎
 第4章 戦後日本における軍事精神医学の「遺産」とトラウマの抑圧………中村江里

 コラム① 重層的記録としての戦争体験記――東京空襲を記録する会・東京空襲体験記原稿コレクションを事例に………山本唯人
 コラム② 「癈兵」の戦争体験回顧………松田英里

第Ⅱ部 自衛隊と社会

 第5章 自衛隊と市民社会――戦後社会史のなかの自衛隊………佐々木知行
 第6章 自衛隊基地と地域社会――誘致における旧軍の記憶から………清水 亮
 第7章 防衛大学校の社会学――市民の「鏡」に映る現代の士官………野上 元
 第8章 自衛隊と組織アイデンティティの形成――沖縄戦の教訓化をめぐって………一ノ瀬俊也
 第9章 「自衛官になること/であること」――男性自衛官の語りから………佐藤文香

 コラム③ 「萌え」と「映え」による自衛隊広報の変容………須藤遙子
 コラム④ 自衛隊と地域社会を繫ぐ防衛博覧会――小松市「伸びゆく日本産業と防衛大博覧会」(一九六二年)を中心に………松田ヒロ子

著者プロフィール

蘭 信三  (アララギ シンゾウ)  (著/文

蘭 信三(あららぎ・しんぞう)
1954年生。大和大学社会学部教授。歴史社会学、戦争社会学。『日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学』(編著)不二出版、2008年など。

石原 俊  (イシハラ シュン)  (著/文

石原 俊(いしはら・しゅん)
1974年生。明治学院大学社会学部教授。歴史社会学、島嶼社会論。『硫黄島――国策に翻弄された130年』中公新書、2019年など。

一ノ瀬 俊也  (イチノセ トシヤ)  (著/文

一ノ瀬俊也(いちのせ・としや)
1971年生。埼玉大学教養学部教授。日本近代軍事史・社会史。『東條英機――「独裁者」を演じた男』文春新書、2020年など。

佐藤 文香  (サトウ フミカ)  (著/文

佐藤文香(さとう・ふみか)
1972年生。一橋大学大学院社会学研究科教授。ジェンダー研究、軍事・戦争とジェンダーの社会学。『軍事組織とジェンダー――自衛隊の女性たち』慶應義塾大学出版会、2004 年など。

西村 明  (ニシムラ アキラ)  (著/文

西村 明(にしむら・あきら)
1973年生。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。宗教学・文化資源学。『戦後日本と戦争死者慰霊――シズメとフルイのダイナミズム』有志舎、2006年など。

野上 元  (ノガミ ゲン)  (著/文

野上 元(のがみ・げん)
1971年生。筑波大学人文社会系准教授。歴史社会学、戦争社会学。『戦争体験の社会学――「兵士」という文体』弘文堂、2006年など。

福間 良明  (フクマ ヨシアキ)  (著/文

福間良明(ふくま・よしあき)
1969年生。立命館大学産業社会学部教授。歴史社会学、メディア史。『「戦跡」の戦後史――せめぎあう遺構とモニュメント』岩波書店、2015年など。

上記内容は本書刊行時のものです。