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岩波アカデミック叢書
形而上学
アリストテレスの形而上学
自然学と倫理学の基礎
目次
第1部 アリストテレスにおける形而上学の本質-存在論と神学の関係について(従来の解釈の四つのタイプ
「存在論」の内実について-『形而上学』Γ巻第二章の分析
存在論と神学の関係について-『形而上学』E巻第一章、Γ巻第一章、K巻第七章の分析)
第2部 アリストテレスにおけるPhysicaとMeta‐Physica-『自然学』第八巻と『形而上学』Λ巻(『自然学』第八巻における不動の動者の要請-なぜPhysicaはMeta‐Physicaが必要なのか
『形而上学』Λ巻第七章における神=ヌース説の議論構造-Meta‐Physicaの方法の一局面
エンドクサの真理性-Meta‐Physicaを支えるもの)
第3部 アリストテレスにおける形而上学と倫理学の接点-幸福成立における観想と実践の結合について(従来の解釈の概観と主要テクストの提示-J.L.アクリルとR.クロートの対立を中心に
アリストテレスの観想概念-「思惟の思惟」を手がかりとして
観想と実践の関係について-ソピアーとプロネーシス)
上記内容は本書刊行時のものです。