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感じて歩く : ルポエッセイ
発行:岩波書店
縦20mm
232ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2012年6月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2021-04-18 | 読売新聞 朝刊 |
2012-08-19 |
読売新聞
評者: 湯本香樹実(作家) |
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紹介
「シーンレス」にとって、路上は危険いっぱいの「戦場」だ。でも歩くことは、社会とつながることであり、自分の存在そのものを感じる手段でもある。街の賑わい、草木の揺れる音、小鳥の囀り、人々の言葉、さまざまな風や季節の匂いを愉しく感じながら、今日も歩く。白杖を片手に、あるいは盲導犬やハイテク歩行器具、道行く人たちの助けに支えられながら。障がいの有無を超えて、誰もが歩きやすい=生きやすい社会とは何かを体当たりで綴る本格ルポエッセイ。
目次
1 杖を片手に
2 歩行訓練-自立って何だろう
3 ハイテク歩行の可能性
4 鉄道利用、夢と危険の狭間で
5 風といっしょに-盲導犬物語1
6 犬の一生から考えるパートナーシップ-盲導犬物語2
7 災害と移動支援
8 クォリティ・オブ・ライフとヒューマン・アシスタンス
9 毎日が珍道中-移動のユニバーサリズムを考える
対談 「バイリンガル」で行こう!(ゲスト・多和田悟)
上記内容は本書刊行時のものです。