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全貌フレデリック・ワイズマン
アメリカ合衆国を記録する
- 初版年月日
- 2011年8月
- 書店発売日
- 2011年8月24日
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2011-11-27 | 読売新聞 |
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目次
第1章 すべては映画のなかに
フレデリック・ワイズマン監督インタビュー (聞き手・翻訳・撮影=舩橋淳)
インタビュー後記:過酷な中立性――F・ワイズマンと過ごした三日間
第2章 作品その重層
我が永遠のアイドル,ワイズマン(想田和弘)
ワイズマンの特異な映画的意思――『チチカット・フォーリーズ』論(山根貞男)
いまそこにある戦争――『基礎訓練』『パナマ運河地帯』『シナイ半島監視団』『軍事演習』『ミサイル』を見る(港千尋)
ミステリ映画としての『少年裁判所』(殊能将之)
フレデリック・ワイズマンの視覚――『視覚障害』の意識(佐々木正人)
『パブリック・ハウジング』――内と外(クリス・フジワラ,水野祥子訳)
ノイズとしての音楽,ノイズとしての会話――ワイズマンとポストモダン小説(上岡伸雄)
公的身体のエロス――『DV ドメスティック・バイオレンス』『DV ドメスティックバイオレンス2』をめぐって(長谷正人)
ワイズマンが描くバレエの世界(安田靜)
ワイズマンと山形国際ドキュメンタリー映画祭(矢野和之)
第3章 ドキュメンタリーの彼方へ
わたしたちを立たせる操り糸――フレデリック・ワイズマンの映画について (ピエール・ルジャンドル,森元庸介訳)
訳者付記:制度に踊らされて(森元庸介)
現実は低俗でぞっとするほど恐ろしい(エロール・モリス,冨田三起子訳)
フレデリック・ワイズマンの「リアリティ・フィクション」(石村研二)
ドキュメンタリー史言説上のワイズマン(水野祥子)
第4章 日本の記録映画作家の視点
〈ふつう〉を描くこと――鼎談 作り手からみたワイズマン作品
土本典昭,久保田幸雄,大津幸四郎 司会=鈴木一誌
第5章 ある映画史――フレデリック・ワイズマン[フィルモグラフィ]
解説 編集の場所――フレデリック・ワイズマンの切断と連続(鈴木一誌)
文献案内
索引――人名を中心とした
著者紹介
あとがき 鈴木一誌
上記内容は本書刊行時のものです。