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やっぱり悲劇だった
「わからない」演劇へのオマージュ
発行:岩波書店
四六判
210ページ
定価
2,800円+税
- 書店発売日
- 2019年3月20日
- 登録日
- 2019年3月2日
- 最終更新日
- 2019年3月28日
紹介
知らない、わからない、考えない、どーでもいい、関係ない。こうして喜劇は日常に満ちている。だから、あなたのそばには演劇が! 心ないわかりやすいフレーズ、時間で成立する熟議、中身のない丁寧な説明……舞台はあそこでも、ここでも。参加してみよう、わっしょい! まず、「ぜんっぜんわからねー」と叫ぶことから。
目次
まえがき──なぜ,「わからない」のか?
I
生身の観客
走り続ける1 駈込ミ訴ヘ
走り続ける2 悪霊
覚えられない台詞──イェリネク『スポーツ劇』の稽古場で考える
悲劇だった.
II
3月11日は初日だった.
日本現代演劇の変
戯曲とは何か.ナボコフの応答.
小文(エッセイ)
祖父と基督
うまいぞ! ロシア
寂しいパリ
「わたしはあなたを愛している」と,言えるのか?
椅子とか,椅子とか,新作とか,
床問題
『CHITEN の近現代語』という物語
呼吸の実感
演劇がリアリズムであること
私は演劇人だ.
中国はわかっている.演劇は危険だと.
普通の演劇
III
なぜスタニスラフスキー・システムではダメなのか?
アクチュアリティとは何か? ──『CHITENの近未来語 2016年8月9日版』から考える 自殺の理由
沈黙の国の演劇
わかる・わからない問題は,いつ解決するのか?──あとがきにかえて初出一覧
上記内容は本書刊行時のものです。