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道づれの旅の記憶
吉村昭・津村節子伝
発行:岩波書店
縦20mm
437ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2014年11月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2015-06-21 | 東京新聞/中日新聞 |
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紹介
作家をめざしていた津村節子は、昭和二八年、同じ志をもつ吉村昭と結婚した。そして節子は、本名北原節子の名前で、三谷晴美(瀬戸内寂聴)、佐伯千秋、三木澄子らとともに、少女小説の世界で活躍を始めた。一方、昭は作家としてなかなか芽が出ず、紡績糸販売の仕事で不渡り手形を出してしまい、その代償として三カ月余にわたる東北行商の旅に出る。心配になった節子は石巻にかけつけるが…。戦後文学史に大きな足跡を残してきた作家夫妻の、同行者にしてライヴァルという関係を、主要作品をたどりながら丁寧に描きだす。
目次
戦争・入間川の青春
放浪
少女小説
佐渡相川・八丈島
智恵子と登美子
会津の娘
越前福井
戦史を極める
幕末・維新史を極める
地震と津波
死
上記内容は本書刊行時のものです。