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本の自叙伝 松岡 正剛(著) - 岩波書店
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本の自叙伝 (ホンノジジョデン)

文芸
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発行:岩波書店
四六判
縦188mm 横129mm 厚さ21mm
重さ 324g
294ページ
定価 2,800 円+税   3,080 円(税込)
ISBN
978-4-00-024784-9   COPY
ISBN 13
9784000247849   COPY
ISBN 10h
4-00-024784-0   COPY
ISBN 10
4000247840   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年7月28日
書店発売日
登録日
2026年6月10日
最終更新日
2026年7月23日
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紹介

「私は本になります」――古今東西の書物を読み漁ってきた編集工学者が、愛着をもつ「本」たちを主人公に据え、「日本という方法」を軸に、書物の来歴、読み方、編集術を余すところなく開陳する。伝説の私塾「連塾」の最終講義を書籍化!垂涎の『千夜千冊』全集特別巻所収「ぼくの読書術」を付録として収録する。

目次

 はじめに

第一部

 第一景 ◎ テスト氏との一夜
  私は本になります
  ヴァレリーの精神の一撃
  精神の一撃を受けたもう一人の男
  ヴァレリーと露伴とピアノ
  思考に割れ目をつくる読書

 第二景 ◎ 死者の書
  語り部とともに言葉がめざめる
  中将姫伝説と阿弥陀信仰
  擬死再生という方法
  本居宣長の方法――「からごころ」を排する
  二つの本の読み方

 第三景 ◎ サイの国から
  白川静の漢字革命
  言葉は行ったり来たりする
  和漢をジグザグにまたぐ

 第四景 ◎ 黒板銀河鉄道
  宮沢賢治が描いたドップラー効果
  青い電気化学への憧れ
  もうひとつの『銀河鉄道の夜』
  欠けたものを探して
  英雄伝説に共通するもの
  読書はつねに片思い

第二部

 第五景 ◎ アインシュタインの林檎
  湯川秀樹と野尻抱影
  絶対モデルと相対モデル
  相対性理論が生まれた三つの前提
  「重力場」という見方
  すべての真相は「抜き型」である
  昔の光がいまここに届いている
  こんな科学書に影響を受けてきた

 第六景 ◎ 生命の塵
  われわれは「一個の生命」ではない
  生物とはどういうものなのか
  RNAはエディターシップのルーツ
  生命の経てきた歴史をたどる

第三部

 第七景 ◎ 虹色のトロツキー
  二人の松岡正剛
  革命家はみんな挫折者だった
  山本耀司による「いかがわしい服」
  一瞬にして両性になれる服
  神なるオオカミと群れるオオカミ

 第八景 ◎ ZEAMI条々
  物語が国語をつくる
  境界にいるワキという存在
  屈原の「離騒」を能仕立てで再現する
  ダンテ『神曲』と能の共通性
  シェイクスピアが描いた世界の「裂け目」
  謡曲の「鍵穴」を開ける鍵をどれだけもっているか

 第九景 ◎ ぼくの読書編集術
  読書には「顕読」と「潜読」がある
  アブダクションをはたらかせる
  編集工学的読書とアルス・コンビナトリア
  二五冊の本による連綿草
  グレン・グールドに想いを託して

 附録:ぼくの読書術
  00読書の謎
  01読書の多様性
  02本と出会うとき
  03書店をたのしむ
  04図書館へ行く
  05本との接し方
  06読中のこと
  07マーキングする
  08音読する
  09言葉と付き合う
  10思速で読む
  11自伝や日記と伴走する
  12物語のなかに入りきる
  13編集に乗る・編集で読む
  14文庫・新書・辞典の活用
  15年表に書き込む
  16科学する読書
  17本棚をつくる
  18書物を観じる
  19メディアとして読む
  20書物とともに動く構造
  21「読む=書く」ということ
  22「千夜千冊」の書き方
  23読書術秘訣

  さよなら連塾、またきて本塾
  スタッフ一覧

著者プロフィール

松岡 正剛  (マツオカ セイゴウ)  (

松岡正剛(まつおか・せいごう)
1944年,京都生まれ.
1970年代に雑誌『遊』編集長として名を馳せ,80年代に「編集工学」を確立.以降,情報文化と技術をつなぐ研究・企画・構想に従事.日本の歴史文化にひそむ「方法」に着目した編著作も多数.2024年,死去.2000年よりインターネット上で連載した「千夜千冊」は1850夜に及んだ.
おもな著書に『知の編集工学』(朝日文庫),『千夜千冊エディション』(全30冊,角川ソフィア文庫),『日本という方法』(NHKブックス→角川ソフィア文庫),『百書繚乱』(アルテスパブリッシング),『世界のほうがおもしろすぎた』(晶文社),『日本問答』『江戸問答』『昭和問答』(いずれも田中優子氏との対談,岩波新書)
ほか.

上記内容は本書刊行時のものです。