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フランスアンシアン・レジーム論 : 社会的結合・権力秩序・叛乱
発行:岩波書店
縦220mm
386, 13ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2007年3月
- 登録日
- 2016年2月26日
- 最終更新日
- 2016年2月26日
紹介
「身体性と心性」「ソシアビリテ」「権力と表象の社会史」-豊かな方法論を提唱して、現代歴史学の革新に寄与しつづけた著者。歴史に対するその深い洞察は、"いま"を生きることの切実な問い直しから生まれ、アンシアン・レジーム期フランス史という具体的なフィールドのなかで彫琢されてきた。パリ近郊フルーリ村の生活を分析した仏語論文の翻訳、ブルターニュの農民叛乱をめぐる「権力の社会史」を描いた論文などの重要論考を集成し、著者の研究の軌跡を通観する初めての論文集。
目次
アンシアン・レジームの国家と社会
第1部 転形期の政治と経済(フランス絶対王政の領域的・人口的基礎
転換期の土地経営における領主・地主・小作関係
領主制の「危機」と半封建的土地所有の形成 ほか)
第2部 社会的結合(参照系としてのからだとこころ-歴史人類学試論
結びあうかたち-ソシアビリテ論の射程とその目指すところ)
第3部 権力と表象の社会=文化史へ(フランス絶対王政の統治構造
王の儀礼
辺境の叛乱-「印紙税一揆」覚え書)
上記内容は本書刊行時のものです。