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英米小説の読み方・楽しみ方
発行:岩波書店
縦210mm
202ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2009年2月
- 登録日
- 2019年9月14日
- 最終更新日
- 2019年9月14日
紹介
小説を読むとは?19世紀から20世紀後半にかけて書かれた英米小説と映像化された作品を取り上げ、5人の研究者がさまざまな切り口でその「読み方・楽しみ方」を講義。この1冊で、小説と他メディアとの関係、文化研究、文芸翻訳の技法など文学研究の最前線も学べる。「文化・理論・翻訳・映画」をキーワードに、東大駒場で行われた「テーマ講義」を再現。
目次
1 文学テクストとメディア-『マクベス』、『八月の光』そして「マイノリティ・リポート」(林文代)
2 モダニズムと植民地主義-コンラッド『闇の奥』(田尻芳樹)
3 モダニズムと人間の機械化-ウィンダム・ルイス『チルダマス』(田尻芳樹)
4 「アナベル・リー」の娘たち-エドガー・アラン・ポーの文学史(巽孝之)
5 文芸翻訳の作法(1)-キプリングの東と西(斎藤兆史)
6 文芸翻訳の作法(2)-メディア変換とテクスト間相互関連性(斎藤兆史)
7 『ハワーズ・エンド』の文化研究的読解-都市退化論と「土地に還れ」運動(丹治愛)
8 『ハワーズ・エンド』の文化研究的読解への不満-貧困と帝国主義をめぐる人間主義的問い(丹治愛)
9 『白鯨』をどう聴くか-ハーマン・メルヴィルの音楽史(巽孝之)
10 歴史と文学:南北戦争の描き方-『風と共に去りぬ』と『アブサロム、アブサロム!』(林文代)
上記内容は本書刊行時のものです。