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当事者研究 熊谷 晋一郎(著/文) - 岩波書店
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当事者研究 等身大の〈わたし〉の発見と回復

発行:岩波書店
四六判
縦188mm 横129mm 厚さ24mm
重さ 410g
270ページ
定価 2,700円+税
ISBN
9784000063371
Cコード
C0047
一般 単行本 医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年7月15日
書店発売日
登録日
2020年6月10日
最終更新日
2020年7月21日
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書評掲載情報

2020-10-17 朝日新聞  朝刊
評者: 本田由紀(東京大学教授・教育社会学)

紹介

当事者研究とは、自分と似た仲間との共同研究を通じて、等身大の〈わたし〉を発見すること、そんな自分を受け容れるものへと社会を変化させることを通じて、回復へと導く実践である。当事者研究の誕生の背景と方法論を紹介し、自閉スペクトラム症研究を例に、知識や支援法の共同創造が始まりつつある現状を報告する。

目次

はじめに

第1章 当事者研究の誕生
1-1 当事者研究を生んだ二つの潮流――当事者運動と依存症自助グループ
1-2 当事者運動――医学モデルから社会モデルへ
1-3 当事者運動が見逃したもの――見えにくい障害と公的空間の重要性
1-4 依存症自助グループ――言葉で公的空間を立ち上げる場所
1-5 依存症自助グループが見逃したもの――私的空間の重要性と薬物依存症者

第2章 回復の再定義――回復とは発見である
2-1 回復アプローチ
2-2 当事者研究における回復像
2-3 自己の物語の真理性

第3章 当事者研究の方法
3-1 通状況的なパターンの抽出と物語の統合
3-2 自己に関する知識と類似した他者の意義

第4章 発見――知識の共同創造
4-1 ASDについての教科書的な説明
4-2 ASDに関する当事者研究の背景と目的
4-3 当事者研究と先行研究の統合から導かれる ASDに関する仮説
4-4 当事者研究から導かれた仮説の実証研究

第5章 回復と運動
5-1 情報環境・物理的環境への挑戦
5-2 人々の価値観や態度への挑戦
5-3 医学モデルに基づく臨床研究への挑戦

終章 当事者研究は常に生まれ続け、皆にひらかれている

謝辞

参考文献

索引

上記内容は本書刊行時のものです。