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歴史的理性の批判のために
発行:岩波書店
縦200mm
267ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2002年5月
- 登録日
- 2016年3月28日
- 最終更新日
- 2016年3月28日
紹介
一人の証言者も残さない徹底的な破壊を、歴史は想起できるのか。民族・国民の歴史が排除してきた「他者」を、歴史は回復できるのか-二〇世紀の廃墟のあとを生きる私たちは、近代の歴史的理性の限界を意識せざるをえない。しかしまさにそれゆえに、わたしたちは廃墟のあとの歴史・異他なる歴史の構想へと歩を進めることができるのだ。あらたな歴史の主体形成の可能性をサバルタンのなかに探る、二一世紀の歴史哲学への問い。
目次
経験の敗北
1 歴史叙述と語りえぬもの(アウシュヴィッツと証言の危機
「理想的クロニクル」再考)
2 主体について(「われわれの現在」と歴史の原-暴力
事実(Tat‐Sache)としての主体)
3 歴史の異他なる反場所へ(肯定的脱構築、あるいは主体の転成
転移と憑依)
上記内容は本書刊行時のものです。
