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嫌われ者のすすめ 加藤 昌史(著) - ロゼッタストーン
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嫌われ者のすすめ

四六判
256ページ
並製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-947767-01-1
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2004年11月
書店発売日
登録日
2015年8月22日
最終更新日
2015年8月22日
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紹介

まず、表紙カバーにご注目ください。カバーの裏側に、「演劇人生ゲーム」のおまけがついています。サプライズ(思いがけない贈り物)をなにより大切にするキャラメルボックスプロデューサー、加藤昌史の本ならではのアイデアです。
本の内容は、季刊ロゼッタストーンやロゼッタストーンwebに連載してきたエッセイのなかから、あえて演劇製作に関係ない文章を選んでまとめたもの。病院、少子化、税金、交通戦争、開かずの踏切、子育て、レーシック手術……。「そんなの取るに足らないこと」と見過ごしそうなことにいちいち目くじらを立てて、辣腕演劇プロデューサーの意外な視点でバサバサ斬りまくった、痛快な経験則。キャラメルボックスを年間15万人の観客を動員する人気劇団に育てた加藤氏の発想は、突飛だけれど妙に説得力があります。読んでいるうちに頭が柔らかくなるような、そんなエッセイです。キャラメルボックスの劇作家、成井氏とのロング対談、加藤氏自らのレーシック手術(近視矯正手術)体験談も収録。レーシック体験談は、かなり詳しい内容なので、近視矯正手術に興味がある方は、ここだけ読んでもためになるかもしれません。

目次

●まえがき

●大前提として「親指シフトキーボード」(2004年9月)
●怒られることには永遠に慣れてしまいたくない(2001年10月)
●初公開!これが加藤流「正しい嫌われ方」です(2002年1月)
●病院もドリフターズを見習え!(2002年4月)
●あたりまえのことをわかりやすく伝える決意(2002年6月)
●病院は「非病三原則」が大前提の「健康刑務所」だ!(2002年9月)
●いろんなことを「やめる」勇気(2002年10月)
●世の中は「男性蔑視」で溢れてる!!(2002年10月)
●「独身税」と「恋愛ドラマ禁止令」で少子化対策(2003年1月)
●こんな税金だったら払うしかあるまい!(2002年12月)
●僕が首相になったら作る法律(2003年4月)
●「道路交通法」を根本から変える!(2003年4月)
●これが加藤流、交通機関改造計画っ!!(2003年4月)
●ハンディキャップはバネになんてならない(2003年4月) 
●「ちょっと不便」のすすめ(2003年8月)
●笑顔の連鎖の法則(2003年9月)
●デフレ時代のサプライズ(2003年10月)
●「開かずの踏切」解消プラン(2003年11月)
●強烈な腹痛でまたもや入院(2004年1月)
●加藤家の掟(2004年1月)
●「学習机」は秘密基地(2004年2月)
●未来に絶望する必要ナシ! 「いいことと悪いことのバランス」は常に保たれているんだから(2004年4月)
●春までに運転免許取得プロジェクト(2004年3月)
●今年すでに交通事故で2000人が死んでいるって知ってましたか?(2004年5月)
●大長編ドキュメント 「近視矯正手術」を受けたっ!!(2004年6月)

●成井×加藤対談 24時間キャラメルボックスで問題なし!

●あとがきにかえて……

前書きなど

 この本の内容は、「季刊ロゼッタストーン」の本誌とWEBページに、2001年7月から連載してきた僕の文章から、とある基準でピックアップして修正を入れてみたものたちです。
(中略)
 ずらっと連載したものを並べてみると、キャラメルボックスのこと以外を書いているのが57分の31。半分以上、関係ないことばっかりなんです。
 が、それらは、そのときそのときに、キャラメルボックスを20年間もやってきた僕だからこそ思い付いたとんでもないアイディアであって、あらためてこの本を作るために読み返してみても思わず吹き出したり、「アホやなぁ」と自分で自分の文章にツッコミを入れてしまったりするほど、くだらないけどもしかしたら政治家の方に読んでもらったら日本は変わるかも、と思うようなものたちなんじゃないかなぁ、と思っています。
(中略)
 で、最初はすべての連載を章分けして一冊の本にしようとしていたのですが、どう考えてもこの「57分の31」の野郎どもは演劇製作には関係なさ過ぎる、というわけで、あえて演劇製作に関係ない文章を、こうしてあえて元の題名『嫌われ者のすすめ』としてまとめてみた、というわけです。
 連載を始めたころは、演劇界やら興行界やらいろんなところで嫌われまくったキャラメルボックスという劇団と加藤昌史という製作者が、いかに嫌われるようになり、今ではどこが嫌われているのか、ということを明らかにしていこうと思っていました。しかし、書いているうちに演劇界なんて相手にしていてもあんまりおもしろくない、という感じになってきたのが、本音です。
 だって、もう、僕らは05年で結成20年。演劇界の人がどんなに僕らのことがイヤでも、残念ながら20年も続いちゃったら、これはこれで認めざるを得ないようですし、実際、演劇界の権威の象徴とも言える「早稲田演劇博物館」に呼ばれて『キャラメルボックス展』なんてものをやってしまい、さまざまなものが博物館に収納されてしまったのです。
 あろうことか、嫌われていたはずが、すでに日本現代演劇史の1ページに刻まれてしまった、というわけです。
(中略)
 できたら、筆記用具を用意して、どんどんあなたの意見とかあなたが思いついた「いいこと」を書き込みながら読んでいってください。きっと、僕の突飛なようでへんてこりんな発想方法は、あなたの脳髄からシナプスまでをも揺さぶること間違いありませんからっ!!


版元から一言

とにかく、カバーが楽しいので、ぜひ、お手にとって開いてみてください。(書店で開く場合は、くれぐれもお取り扱いは慎重にお願いします)

著者プロフィール

加藤 昌史  (カトウ マサフミ)  (

1961年10月25日、東京生まれ。早稲田大学教育学部2年在学中に、成井豊(現・キャラメルボックス)が作・演出をしている作品を見て、その場でその劇団に入団。1985年に成井と演劇集団キャラメルボックスを結成、今に至る。演劇製作会社、株式会社ネビュラプロジェクトの代表取締役社長。著書『いいこと思いついたっ!』(ラジオたんぱ)。

上記内容は本書刊行時のものです。