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世界児童文学ノート
発行:てらいんく
B5
500ページ
並製
定価
3,238円+税
- 初版年月日
- 2002年5月
- 書店発売日
- 2002年5月30日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2014年1月3日
紹介
19世紀初頭から20世紀半ば過ぎまでの、世界と日本の児童文学を精緻に通観する名著の完全復刻版。
(1975年~77年にかけて刊行された偕成社版全3巻を1冊にして刊行。)
著作権者の了解を得て、復刻にあたり、同和教育に鑑みての編集部判断に基づき、1部表現を改め、または、省略しました。
目次
1十九世紀的世界
民話の世界
創作メルへンの開花
教育読み物の系譜の完成
あくたれの登場
冒険小説のひろがり
新しい空想物語の誕生
2新しい世紀の空想世界
日常生活の中のふしぎ
自然を舞台に
時間と歴史をめぐって
現実を見つめながら
戦後日本の空想世界
3新しい現実の世界と幼年の世界
子どもと大人
一九三〇年代の作品と子どもたち
同時代の日本児童文学の子ども 田舎からの発想
ケストナー的世界
子どもと未来
幼い子どもの世界
世界児童文学年表
索引
前書きなど
児童文学、とは何か。子どものための文学である。そういってしまえば、ことはしごく簡単である。
だが、文学に、<子どものための>とか、<おとなのための>とかいう区別があるのか、また、あるとすれば、どこでそれを区別するのか、ということになると、問題は少々以上に厄介である。
版元から一言
研究者、図書館必携の大著。
追記
日本図書館協会選定図書
上記内容は本書刊行時のものです。