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鉛筆部隊と特攻隊 きむら けん(著) - えにし書房
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鉛筆部隊と特攻隊 改訂新版 近代戦争史哀話

発行:えにし書房
B6判
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-908073-70-0
Cコード
C0021
一般 単行本 日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年11月10日
書店発売日
登録日
2019年9月13日
最終更新日
2019年11月25日
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紹介

疎開学童と特攻隊の知られざる交流を発掘し、2012年の刊行直後から、新聞、テレビ、ラジオなどメディアが取り上げて話題となり、特攻隊史に一石を投じた本書は、近年、童話化、劇化、さらには碑が建てられもした。また刊行によって次々と秘められた史実が明らかとなり、続編も3冊刊行された。2019年8月にはFM世田谷で保坂展人世田谷区長と対談、「鉛筆部隊“あした”を描いた子供たち」(テレビ信州)が放映されるなどまだまだ反響が続くなか、改めて史実などを加え、改訂新版として新たに刊行するものである

目次

改訂新版序 鉛筆による近代戦争史の発掘

第1章 鉛筆部隊
長野県広丘村に響いた寮歌/学童集団疎開/神鷲と鉛筆部隊/元鉛筆部隊の人たち/「帰ってきたらお嫁さんになって」/甦った寮歌/特攻隊員からの手紙/千代の湯鉛筆部隊立川裕子様/父からの手紙/特攻隊員の形見/特攻隊員の生まれ変わり/物語エピソード 代澤国民学校疎開出発の日

第2章 下北沢
北沢川文化遺産保存の会/代沢小の安吾文学碑/戦争経験を聴く会、語る会/元鉛筆部隊 疎開学童の話を聴く/鉛筆で戦う鉛筆部隊/六十四年ぶりに蘇った寮歌

第3章 浅間温泉
広丘郷福寺へ/飛行場の整地/浅間温泉へ/祝賀飛行/浅間温泉の特攻隊/生きて帰った特攻兵/曲芸飛行/血判の日の丸/富貴之湯の特攻隊/武揚隊と学童の歌/物語エピソード 富貴之湯での壮行会の歌

第4章 特攻隊
『きけ わだつみのこえ』/わだつみのこえ記念館/『明治学院百年史』/武揚隊 長谷川 信少尉/第八飛行師団/九九式襲撃機/特攻兵の大和島根/兵戈無用/長谷川 信 碑/上原良司と長谷川信/物語エピソード 武揚隊にまつわる話

第5章 武剋隊と武揚隊
目之湯の学童と武剋隊/訓練飛行/武剋隊先陣の出発/武剋隊後陣の出発/桐の湯の特攻兵/飛龍の特攻出撃/さくら弾機/陸軍松本飛行場/鉛筆部隊の二人/東京から来た女の子/目之湯の特攻隊員/目之湯の引率の先生/隊長の恋文/新聞の『鉛筆部隊』連載記事/整備兵からの手紙/物語エピソード 武剋隊整備兵たちのこと

第6章 武揚隊の遺墨
新資料発見/特攻兵への慰問/決戦の年/宝子さんのアルバム/松本高女/特攻兵に贈った人形/和綴じ帳十八ページ/模造飛行機

終章 残された謎
物語を編む/慰問の日付/神鷲君のまみの静けさ/武剋隊・武揚隊の松本浅間/航空機乗員養成所/六十七年ぶりの桜/
満州平台飛行場/遺された声/学校日誌/知覧慰霊祭/敵機の実情/特攻兵の熱い想い/燈滅せんとして光を増す

あとがきの物語
ネットが繋ぎ留めた歴史/松本発の秘やかな特攻隊/弔辞―さようなら田中幸子さん

著者プロフィール

きむら けん  (キムラ ケン)  (

1945年満州(現中国東北部)撫順生まれ。文化探査者、物語作家。96年『トロ引き犬のクロとシロ』で「サーブ文学賞」大賞受賞。97年『走れ、走れ、ツトムのブルートレイン』で「いろは文学賞」大賞・文部大臣奨励賞受賞。11年『鉛筆部隊の子どもたち~書いて、歌って、戦った~』で「子どものための感動ノンフィクション大賞」優良賞受賞。著作に、『トロッコ少年ペドロ』(97年)、『出発進行! ぼくらのレィルウェイ』(98年)、『広島にチンチン電車の鐘が鳴る』(99年)(いずれも汐文社)、『日本鉄道詩紀行』(集英社新書)、『峠の鉄道物語』(JTB)などがある。
信州特攻四部作:「鉛筆部隊と特攻隊」(彩流社)、「特攻隊と《松本》褶曲山脈」(彩流社)、「忘れられた特攻隊」(彩流社)、「と号第三十一飛行隊(武揚隊)の軌跡」(えにし書房)。これに加えて『ミドリ楽団物語戦火を潜り抜けた児童音楽隊』(えにし書房)がある。

『北沢川文化遺産保存の会』の主幹として、世田谷、下北沢一帯の文化を掘り起こしている。地図『下北沢文士町文化地図』(改訂7版)を作成したり、ネット上の『WEB 東京荏原都市物語資料館』に記録したりしている。
この物語はこの活動から発掘されたものである。

上記内容は本書刊行時のものです。