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取引取次:
八木 ト・日・他 書店
トランスビュー 書店(直)
直接取引:あり
天皇象徴の起源と<私>の哲学
日本古代史から実存を問う
発行:えにし書房
四六判
価格
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年2月25日
- 書店発売日
- 2019年2月22日
- 登録日
- 2019年1月11日
- 最終更新日
- 2024年2月15日
紹介
天皇制の起源を、石渡信一郎による一連の古代史解釈にフロイト理論を援用し、単なる史実解明を超えた独自の理論から明らかにする林順治の「代表作」。自身の内的葛藤と古代日本国家の形成過程がシンクロし、日本及び日本人の心性の深奥に分け入る稀有な歴史書。天皇の出自から藤原不比等による記紀編さん事業による神話形成を経て、明治維新と敗戦による神話の再形成・利用過程から現在に至るまで、天皇万世一系神話の核心を衝く。
目次
序章 「世界内存在」
第1章 わが存在の故郷
1 兄弟姉妹一一人
2 父と母と私
3 母の物語
4 神経症の発症
5 人はあらぬところのものであり、あるところのものであらぬ
第2章 象徴天皇と日本および日本人
1 ポツダム会談
2 運命の人鈴木貫太郎
3 連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーと昭和天皇
4 万世一系天皇と津田左右吉
5 百済から渡来した応神=ヤマトタケル
第3章 二〇〇九年
1 人と人との出会い、その偶然と必然
2 都議会選挙顛末記
3 写真家福島菊次郎さんを訪ねて
4 隠されているもので知られずに済むものはない
5 二○○九年八月三○日
あとがき
〈付記〉
参考文献
上記内容は本書刊行時のものです。