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トランスビュー 書店(直)
トランスビュー 八木 ト・日・他 書店
直接取引:なし
線虫 1ミリの生命ドラマ
四六判
312ページ
並製
定価
2,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年2月10日
- 書店発売日
- 2023年2月15日
- 登録日
- 2023年1月5日
- 最終更新日
- 2023年2月20日
書評掲載情報
2023-04-14 |
週刊読書人
評者: 島田祥輔 |
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紹介
すべての道は「線虫」に通ず。
3億年以上にわたって繰り広げられてきた
驚くべき精緻な「生と死」の営み!
著者は日夜顕微鏡と向かいあう線虫一筋の生物学者。2020年に、中部大学の裏山に生息するゴキブリの腸内から新種の線虫を発見。「チュウブダイガク」と命名し、注目された。
線虫は、ほかの生物が生存不可能な極限環境でも生き、ほかの生物に寄生するものもいれば、自活するものもいる。生殖のあり方も多様で、雌雄同体も。昆虫以上に種類も数も多い。人類の健康問題を解決するためのヒントや、人類が自然と共存していくためのヒントを線虫から得ることもできる。
線虫には果てしない可能性がある。この一冊で線虫のすべてがわかる。
目次
序 章 「気持ち悪さ」を超える魅力
第一章 地球上のあらゆる環境に適応
第二章 顕微鏡で見る生命ドラマ
第三章 どの生物グループに属するか
第四章 「生物の基本原理」に迫る
第五章 多様な性と生殖
第六章 進化をもたらした共生と競争
第七章 ヒトを宿主にした驚くべき感染サイクル
第八章 農作物の輸出入で問題となるリスク
第九章 線虫は感じている
上記内容は本書刊行時のものです。