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夢の砦 和田誠(著/文) - ハモニカブックス
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夢の砦 (ユメノトリデ) 二人でつくった雑誌「話の特集」 (フタリデツクッタザッシハナシノトクシュウ)

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A5判
縦210mm 横149mm 厚さ18mm
272ページ
並製
価格 2,100円+税
ISBN
978-4-907349-27-1   COPY
ISBN 13
9784907349271   COPY
ISBN 10h
4-907349-27-0   COPY
ISBN 10
4907349270   COPY
出版者記号
907349   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年10月1日
書店発売日
登録日
2022年8月31日
最終更新日
2023年11月20日
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書評掲載情報

2023-04-10 通販生活  夏号
評者: 鈴木耕/通販生活おすすめの本
2023-04-05 YAHOO!ニュース  
評者: 篠田博之 話の特集・矢崎泰久さんと横尾忠則さんの最期の対談
2023-02-07  3月号
評者: 追悼!「話の特集」元編集長矢崎泰久さん
2023-01-01 YAHOO!ニュース    1月1日
評者: 篠田博之「独立系雑誌のパイオニア『話の特集』元編集長・矢崎泰久さん逝去」
2022-12-17 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 岡崎武志(書評家)
2022-12-16 週刊読書人
評者: 石附鈴之介【今週の書評】
2022-12-14 本の雑誌  1月号
評者: 内堀弘「2022年度 私のベスト3」
2022-12-10 朝日新聞  朝刊
評者: 横尾忠則(美術家)
2022-12-01 月刊Hanada  1月号
評者: 矢崎泰久 著者インタビュー『夢の砦 二人でつくった雑誌「話の特集」』
2022-11-29 週刊朝日    12月9日号
評者: 横尾忠則×矢崎泰久「希代のクリエーター・作家が集った伝説の雑誌《話の特集》」
2022-11-20 てんとう虫  12月号
2022-11-08 週刊朝日  11月18日号
評者: 永江朗「週刊図書館/ベスト・レコメンド」
2022-10-28 週刊金曜日
評者: 中山千夏「はまぐりのねごと」
2022-10-28 週刊金曜日  10月28日号
評者: 中山千夏「はまぐりのねごと」
2022-10-28 週刊金曜日    10月28日号
評者: 小室等「なまくらのれん/レアレアなページ満載」
2022-10-22 毎日新聞  朝刊
評者: 鹿島茂(仏文学者・作家)
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紹介

■essay

和田さんの「話の特集」(1978,矢崎泰久)
「話の特集」いまむかし (2005, 和田誠)
純情・和田誠 (2019, 矢崎泰久)

■和田誠作品

少年宇宙諜報員(話の特集1966.02)
殺しの手帖(話の特集1966.03)
図解★かっこいいキミたちのために(話の特集1966.06)
ショートショート(話の特集1966.12~)
試写よりの使者(話の特集1969.09~)
テレビ入門/中山千夏と共作(話の特集1972.03)  
雪国・シリーズから(話の特集1970.02)

■話の特集インタビュー

高倉健 × 矢崎泰久 (話の特集1966.08)
ユージン・スミス × 矢崎泰久 (話の特集1972.05)
向田邦子 × 矢崎泰久 (話の特集1981.11)
吉永小百合 × 和田誠 (話の特集1983.02)
横尾忠則 × 和田誠  (話の特集1989.03)
宇野亞喜良 × 和田誠 (話の特集1990.01)
矢崎泰久 × 和田誠  (話の特集1991.12)

■矢崎泰久、語る

タイトルは「話の特集」
表紙は横尾忠則
創刊まで
名物ページ「発言」
パロディを開拓
スーパースターたち
時代情況と雑誌
小田実と和田誠
セントラルアパートのユージン・スミス
ステーキとADC賞
向田さんとの対談
『インタビューまたは対談』
和田誠の仕事

■座談会

篠山紀信/立木義浩/横尾忠則/和田誠/矢崎泰久 (話の特集1985.02)


装丁デザイン=工藤善未

前書きなど

――― じつは和田誠さんも初めは矢崎さんの話に半信半疑だったみたいですね。そのあたりのことを和田さんからお聴きしたことがあるのですが、「なーんかあやしいと思ったんだよね」と仰るんです。「前に《エルエル》ってPR雑誌を作ったのがぽしゃったってこともあるし、《話の特集》ってタイトルがいかがわしかったからね」。

矢崎 そんなこと言ってたのか(笑)。

――― でもその後、横尾(忠則)さんがタイトルを認めてくれたことで気持ちが大きく動いたようですね。

矢崎 横尾さんは最初から気に入ってくれていたからね。「このタイトルは僕の思想に合う」なんて言って。

――― ところで、ほんとに和田さんはノーギャラで?

矢崎 そうだよ。一銭も払ってないから。

版元から一言

雑誌が世の中の〝面白いこと〟をリードしている時代があった。1965年に創刊された「話の特集」はそれを代表する存在だった。途中、休刊を経るなど、何度も危機に見舞われたが、読者の根強い人気に支えられ、雑誌は30年続いた。「話の特集」をつくったのは矢崎泰久32歳と和田誠29歳。二人が追い求めたのは〈自分たちが読みたい雑誌〉だった。二人を中心に築かれたその砦には、あちこちから個性的な才能が吸い寄せられるように集まった。彼らはどんなことを考え、どんなページをつくったのか。矢崎泰久と和田誠。二人の若き日々をたぐり寄せ、時代の記憶を、あの熱量とともに掘り起こすことができれば… (編者)

著者プロフィール

和田誠  (ワダマコト)  (著/文

一九三六年大阪生まれ。多摩美術大学図案科(現・グラフィックデザイン学科)卒業。
五九年デザイン会社ライトパブリシティ入社。六八年に独立し、イラストレーター、グラフィックデザイナーとしてだけでなく、映画監督、エッセイ、作詞・作曲など幅広い分野で活躍した。
六五年創刊の雑誌「話の特集」アート・ディレクターを務める。
講談社出版文化賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、毎日デザイン賞など受賞多数。
七七年より「週刊文春」の表紙(絵とデザイン)を担当する。二〇一九年死去。

矢崎泰久  (ヤザキヤスヒサ)  (著/文

一九三三年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。
新聞記者を経て、六五年に父親が経営する日本社から雑誌「話の特集」を創刊する。
二年後「話の特集社」として独立。テレビ、ステージなどのプロデューサーとしても活躍しつつ、休刊まで編集長と発行人を兼務する。
著書に『「話の特集」の仲間たち』『句々快々』『編集後記』など。
卒寿を目前にした現在も生涯現役のフリーランス・ジャーナリストを志して健筆をふるう。

上記内容は本書刊行時のものです。