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秘教的伝統とドイツ近代 坂本貴志(著/文) - ぷねうま舎
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秘教的伝統とドイツ近代 ヘルメス、オルフェウス、ピュタゴラスの文化史的変奏

発行:ぷねうま舎
A5判
340ページ
上製
定価 4,600円+税
ISBN
978-4-906791-26-2
Cコード
C1098
教養 単行本 外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年2月
書店発売日
登録日
2014年1月15日
最終更新日
2014年2月28日
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紹介

■ 年末になると鳴り響く第9交響曲の歌詞「歓喜に寄せる」、太宰治の翻案によって広く知られる「走れメロス」、これらシラーの手になる作品の背後に、思想史・文化史の知られざる文脈を読み解く。

■ ヘルメス主義、オルフェウス教、ピュタゴラス派……いずれも古代中東とエジプト・ギリシアに起源をもつ神秘主義的思想の潮流である。そしてこれらは、思想史のメインストリームに対する、ダークサイドの系譜を形づくってきた。これまでの通史的記述からは見えてこない、二つの思潮の密やかでダイナミックな関係を浮かび上がらせる。

■ シラー、カント、レッシング、ゲーテ、フロイト……ドイツ近代を切り開いた大立て者たちと秘教的伝統との間には、どのような影響関係があったのだろうか。カントとスウェーデンボリ、シラーとカバラ、ゲーテとイシス信仰、フロイトと動物磁気など、相互の影響と乖離を具体的にたどる。

■ グノーシス、ユダヤ教カバラ、ネオプラトニズムの思潮から、フリメイスン、薔薇十字団、そしてメスメリズムへ……変奏されるヴィジョンの系譜としての「隠されてきた思想史」を明るみに出す。

著者プロフィール

坂本貴志  (サカモトタカシ)  (著/文

1969年生まれ。専攻、ドイツ文学。東京大学大学院人文社会系研究科大学院博士課程修了。現在、立教大学文学部教授。主要論文:「歴史哲学概念としての崇高──シラーの崇高のもつ「破壊的な力」について」「異界の系譜──ハウプトマンと鏡花」「「非物質的世界のひとつの巨大な総体」というトポス──キリスト教カバラ、動物磁気、集合的無意識」ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。