版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
となりの認知症 西川 勝(著) - ぷねうま舎
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

直接取引:なし

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

となりの認知症 (トナリノニンチショウ)

社会一般
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:ぷねうま舎
四六判
192ページ
並製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-906791-15-6   COPY
ISBN 13
9784906791156   COPY
ISBN 10h
4-906791-15-8   COPY
ISBN 10
4906791158   COPY
出版者記号
906791   COPY
Cコード
C0012  
0:一般 0:単行本 12:倫理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年5月
書店発売日
登録日
2013年5月1日
最終更新日
2013年5月1日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

■ 答えのかえってこない、しじまを前にして、どこに心の拠り所を求めればよいのでしょう。どうすれば「関係」をつくれるのでしょう。
■ そこには言葉を超えたコミュニケーションの可能性があり、生きられた豊かな時間の堆積との交感があります。その苦しさを、終幕ではなく、お互いに変わり合う、新しい経験の場にするために。
■ 精神科や高齢者介護の現場での二十数年におよぶ経験を踏まえて、「患者」ではない、・その人・に寄り添うとはどういうことかを考えます。
■ ダンスを通した認知症高齢者との対話の実験(現代舞踏家・砂連尾理)や、文学・音楽など諸ジャンルとの共働によって、沈黙に豊饒な匂いと音を聞き分ける方法を探ります。

目次

 序章 となりの認知症
     玉手箱/名札/揺らぎ/お地蔵さん
      老いという宝物/CTフィルム/脈
      底にある希望/食べる/「ありがとう」
      手と手/となりに居る
第1章 木陰で老い人の不思議な語りを聴く
第2章 とつとつダンス
     「伝わらないこと」のおもしろさ           
      とつとつ日記(砂連尾理)
      とつとつダンス・メモ(砂連尾理)
      声の記述 
      となりのトリックスター         
第3章 「伝わらない」ことの魅力
     伝わらないことのゆたかさ
      
第4章 介護は感情労働か

著者プロフィール

西川 勝  (ニシカワマサル)  (

1957年生まれ.精神科病棟での見習い看護師を皮切りに、人工血液透析、老人介護施設と職場を移しつつ、二十数年にわたって臨床の現場での経験を積む。大阪大学大学院文学研究科臨床哲学博士前期課程修了。大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任教授.現在は、「認知症ケア」に関わるコミュニケーションの研究・実践を、ダンスワークショップ、哲学カフェなどの場で取り組む。主要著作、『ためらいの看護』(岩波書店、2007年)。         

上記内容は本書刊行時のものです。