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北海道 地図の中の鉄路
JR北海道全線をゆく、各駅停車の旅
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年12月
- 書店発売日
- 2014年11月28日
- 登録日
- 2014年11月5日
- 最終更新日
- 2017年11月14日
書評掲載情報
2015-02-08 |
読売新聞
評者: 渡辺一史(ノンフィクションライター) |
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紹介
今尾恵介氏推薦! 日本エッセイスト・クラブ賞受賞の地図エッセイの名手が、自らの地形図コレクション新旧のべ200枚を駆使し、いま乗れるJR北海道全14線をオールカラーで走破! 新旧の地図でその歴史と変遷をたどりながら、移り変わる車窓風景に隠された地形の魅力までを解説。読む者を「各駅停車・地図の旅」へと誘う、地形図でたどる道内全鉄道の沿線案内! 各線の駅名一覧を掲載したほか、特別付録として《戦前の昭和19年と戦後の昭和41年の道内鉄道路線図復刻ポスター》もついた、地図&鉄道ファン必読の書。
目次
はじめに
JR北海道路線図
第1章 富良野線
第2章 函館本線
(ⅰ) 函館―森間/ (ⅱ) 森―長万部間/ (ⅲ) 長万部―倶知安間
(ⅳ) 倶知安―小樽間/ (ⅴ) 小樽―岩見沢間/ (ⅵ) 岩見沢―旭川間
第3章 根室本線
(ⅰ) 滝川―富良野間/ (ⅱ) 富良野―新得間/ (ⅲ) 新得―浦幌間
(ⅳ) 浦幌―茶内間/ (ⅴ) 茶内―根室間
第4章 留萌本線
第5章 千歳線
第6章 室蘭本線
(ⅰ) 長万部―東室蘭間/ (ⅱ) 室蘭―沼ノ端間/ (ⅲ) 沼ノ端―岩見沢間
第7章 宗谷本線
(ⅰ) 旭川―名寄間/ (ⅱ) 名寄―佐久間/ (ⅲ) 佐久―稚内間
第8章 釧網本線
(ⅰ) 網走―緑間/ (ⅱ) 緑―東釧路間
第9章 石北本線
(ⅰ) 新旭川―遠軽間/ (ⅱ) 遠軽―網走間
第10章 札沼線
第11章 日高本線
(ⅰ) 苫小牧―静内間/ (ⅱ) 静内―様似間
第12章 江差線
(ⅰ) 江差―木古内間/ (ⅱ) 木古内―五稜郭間
第13章 石勝線
(ⅰ) 南千歳―新夕張―夕張間/ (ⅱ) 新夕張―上落合信号場間
第14章 海峡線
主要参考文献
地図・図版一覧
地名・施設名索引
駅名・鉄道関連索引
《特別付録》
〔表面〕木村文助『日満鉄道案内図』(1944年、木村文助)より、北海道・樺太・東北北部路線図を抜粋
〔裏面〕『北海道全線時刻表 1966年8月号』(1966年、弘済出版社)より、道内路線図を抜粋
前書きなど
各線区の配列は、それぞれの線区の全線が開業した年の順番になっています。また、各線を記述する方向は、下りの方向に統一してあります。
JR北海道について書かれた本はほかにも相当あると思いますが、それら既刊の本と同じようなことを書いても、当然ながら意味がありません。そこでこの本では、他の本にはあまり触れられていないであろう二つの事項に重点を置きました。
一つは各線のルート変更。これを網羅しました(万が一、脱落がありましたらお知らせ下さい)。今一つは、車窓から見える自然風景、なかでもおもしろい地形。これを能(あた)う限りくわしく描写しました。
これら二つは、文章だけで伝えるのが非常にむずかしいのですが、ともに地図を使えば格段にわかりやすくなる事項。そこで、ここぞとばかり地図を最大限に活用しました。
逆に言えば、二つの重点事項はそもそも私が、常になめるように地図に見入っているおかげで出て来たもので、地図というものが存在しなかったらこの本も出来なかったのでした。
もし読者の方々が、そんな本書をいくらかでもたのしんでいただけたならば、著者としていたくうれしいことです。また、地図にとっても地図冥利に尽きることでしょう。
(「はしがき」より)
版元から一言
地図研究家・今尾恵介氏推薦!
半世紀以上にわたって多様な地図の楽しみ方を発信してきた堀淳一さんによる、地形図でたどる道内全鉄道の沿線案内。気になる不思議な地形や歴史を秘めた線路の形などを、豊富なカラー図版で味わいつつ、著者ならではの車窓案内で堪能できる。 ―地図研究家・今尾恵介
追記
《特別付録》
〔表面〕木村文助『日満鉄道案内図』(1944年、木村文助)より、北海道・樺太・東北北部路線図を抜粋
〔裏面〕『北海道全線時刻表 1966年8月号』(1966年、弘済出版社)より、道内路線図を抜粋
上記内容は本書刊行時のものです。