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スケッチで見る さっぽろ昭和の街角グラフィティー 浦田 久(画・文) - 亜璃西社
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詳細画像 0

スケッチで見る さっぽろ昭和の街角グラフィティー 愛蔵版

発行:亜璃西社
A4変型判
縦210mm 横210mm 厚さ16mm
重さ 650g
176ページ
上製
定価 3,200円+税
ISBN
978-4-906740-08-6
Cコード
C0071
一般 単行本 絵画・彫刻
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年12月
書店発売日
登録日
2013年11月22日
最終更新日
2013年12月12日
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書評掲載情報

2014-02-23 毎日新聞

紹介

◆甦る、ノスタルジック札幌! 昭和20~30年代の消えた街角を、昭和ヒトケタ生まれの著者がカラースケッチで再現しました。これまで描きためた作品から、スケッチ約100点をセレクト。歴史的建物はもちろん、商店、書店、公園、商店街、鉄道駅、市電、盛り場など、著者が描いた“昭和の街角”を、大通、すすきの、円山など市内各エリアに分けて配列しました。
◆さらに、各スケッチには現在の写真と解説を添え、札幌に生まれ育った著者ならではの往時の回想も掲載。70歳を超えてから描きはじめたそのスケッチには、限りない郷愁と札幌の街への愛情があふれ、その時代を知っている人には共感を、知らない世代には新鮮な驚きを与えてくれます。あなたの知らない札幌が、ここにある! プレゼントに最適な、ポストカード4枚付きの豪華愛蔵版。

目次

◆PARTⅠ 南大通・大通公園・狸小路・すすきの・中島公園エリア
【南大通エリア】
4丁目十字街の喧騒/インク香る冨貴堂/質朴だった今井金商/今井記念館と名画座/望楼と北光教会/創成橋と交番/煉瓦づくりの勉強堂/街なかの清流/旧交通局と市電車庫
【大通公園エリア】
大通公園の教会(西3丁目)/白球追った大通球場(西7丁目)/精霊集う鯨ケ森(西9丁目)
【狸小路エリア】
狸小路、戦前の賑わい/路地裏の観音堂/雪の狸小路/6丁目の博品舘/流れるジンタの響き(1丁目)/秘密めいたカンコ場(2丁目)/群抜く人出の多さ(3丁目)/懐かしの老舗たち(4丁目)/東京の上野にも似て(5丁目)/今も残る市場(6丁目)/色濃く残る下町風情(7丁目)
【すすきのエリア】
ネオン輝く交差点/すすきのと寺院/ラーメン横丁の草創/大学いもと岡田屋アパート/すすきのの華・松竹座/青春のセントラル劇場(中央館)/繁華街東端の大映劇場/常盤湯と料亭/名橋・旧豊平橋
【中島公園エリア】
博覧会と中島子供の国/アマの聖地・中島球場/白亜の拓殖館/賑わった中島スポーツセンター/米軍のカマボコ兵舎/NHK札幌放送局/庶民が愛した新通市場/古風な名残す行啓通
 《コラム◎消えた風景》
 人物/行商と風物詩/暮らし/映画館/道具/ストーブを売る店先/創成川
◆PARTⅡ 北大通・札幌駅・北大・創成川東・円山・その他のエリア
【北(きた)大通エリア】
時計台と丸惣旅館/旧市役所と中央署/まぼろしの明治通/今はなき都市風景/市民の誇り豊平館/音で記憶する公会堂/消えたチャチャニレ/美しき北一条教会/壮麗だった旧市立札幌病院
【札幌駅エリア】
札幌駅の原風景(3代目駅舎)/焔に消えた鉄道管理局/未来を夢見た跨線橋/駅前彩る五番舘/洋風ホテルと和風旅館/大役果たした石狩陸橋/魔の踏み切り
【北大エリア】
北大正門と下町情緒/優美な北大工学部旧本館/北18条通と馬術部馬場
 《コラム◎学校の想い出》
 眺めのいい一条中学校/市立高女だった中島中学校/風格ある山鼻小学校/札幌工業高校の旧校舎/札幌南高校 (旧制札幌一中) の旧校舎/札幌西高校 (旧制札幌二中) の旧校舎/統廃合で消えた東北小学校/木造2階建ての西創成小学校
【創成川東エリア】
二条市場とエッフェル塔/札幌まつりとサーカス/創成川沿いの和倉湯/市電でゆく北3条通/無骨な體育所/国鉄苗穂駅と機関区
【円山エリア】
花見どきの円山公園/裏参道、昼と夜の顔/市電の交差点/気品漂う富樫邸/歴史刻んだ武徳殿/夢の跡―札幌温泉
【その他のエリア】
甦る道博の喚声/SLと国鉄琴似駅/北24条の市電車庫/市電と定鉄の豊平駅/生活感あった国道36号線/藻岩下の学芸大/湯の香薫る定山渓駅

前書きなど

 恥ずかしいことですが、私は70歳をしばらく過ぎてから、初めて自分が人生の〝最晩年〟に至っていることに気がつきました。
 戦争―ヤミ市時代―就職―結婚―子どもの誕生―札幌オリンピック―子どもたちの結婚―そして私の退職―第2の人生のはじまりから現在へ……。
 こんな粗筋の人生でしたが、70歳を超えてから自分が生きてきた「想い出」を残したくなりました。そこで、子どもの頃によく褒められた絵を描くこと。それも綿密なものでなく、勝手気ままに思い出すままに描き、少々の文を綴ることをはじめました。
 幸い、職場の友人に朝倉賢氏がおられました。彼の素敵な作品を机上に置いて真似をしながら、幼少年期、そして戦後間もない札幌の想い出を描き始めたのです。それらを、子どもたちや友人に配るべく、印刷・製本したものがいつの間にか6冊にもなっていました。
 そうした作品が、亜璃西社・和田社長の目にとまり、今回の出版の運びとなりました。一人の「老書生」の想い出綴りが、こんな形になったことを恐縮するとともに、それもこれもすべては、私が生まれ育った「札幌」のおかげと感謝しております。
 なお、本書掲載のスケッチは、古い写真をもとにしておりますが、時に自分の記憶や想像なども織り交ぜながら気ままに描いております。その点、どうかご理解いただいたうえで、お楽しみくださればと思います。(「あとがき」より)

著者プロフィール

浦田 久  (ウラタ ヒサシ)  (画・文

街並み画家。昭和3(1928)年、札幌生まれ。西創成小学校、札幌工業高校卒業。札幌市役所に勤務し、北区長を務めて退職。札幌市青少年婦人活動協会(現・さっぽろ青少年婦人活動協会)理事長、北海道美術館協力会専務理事などを務める傍ら、映画好きが高じて、昭和61年開館の名画座「ジャブ・パート2」のオーナーとなる。また、趣味で描きはじめた街並みスケッチを『さっぽろ 街角の思い出』(Ⅰ~Ⅵ)として自費出版。平成25年4月からは、朝日新聞の連載「ほっかいどう映画館グラフィティー」で挿絵を担当する。

上記内容は本書刊行時のものです。