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九州の温泉遺産①湯治宿 南 英作(共著) - 九州人
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九州の温泉遺産①湯治宿 (キュウシュウノオンセンイサンイチトウジヤド)

趣味・実用
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発行:九州人
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ10mm
128ページ
並製
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-906586-32-5   COPY
ISBN 13
9784906586325   COPY
ISBN 10h
4-906586-32-5   COPY
ISBN 10
4906586325   COPY
出版者記号
906586   COPY
Cコード
C0026  
0:一般 0:単行本 26:旅行
出版社在庫情報
長期品切れ
初版年月日
2011年11月
書店発売日
登録日
2011年10月6日
最終更新日
2016年11月4日
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紹介

霧島、指宿、別府、湯布院、阿蘇、えびの高原など、一泊5000円以下で宿泊できる本格的な湯治宿54軒をオールカラーで紹介。自炊しながら長逗留する湯治客のために、室内図や自炊設備一覧表を全軒に付載。自炊湯治のコツなどを解説した「湯治のいろは」や、各湯治宿の温泉効能が一目でわかる「効能・県別インデックス」も収録しています。湯治宿とはいえ、多くの宿は一泊から利用可。懐に優しい九州観光の拠点宿探しにもおすすめ!

目次

シリーズ発刊にあたって
この本の使い方
湯治のいろは(上)
湯治のいろは(下)
温泉基礎知識①
温泉基礎知識②
温泉基礎知識③
効能・県別インデックス

鹿児島
かじか荘(湯川内温泉)
旅籠しび荘(紫尾温泉)
ホテルマル善(川内高城温泉)
梅屋旅館(川内高城温泉)
双葉屋(川内高城温泉)
竹屋旅館(川内高城温泉)
諏訪温泉(入来温泉)
丸山温泉(市比野温泉)
新湯温泉旅館(吹上温泉)
中島温泉旅館(吹上温泉)
弥次ヶ湯温泉(指宿温泉)
温泉宿元屋(指宿温泉)
こしかの温泉(隼人温泉)
素泊まりの宿 きらく温泉(妙見温泉)
湯治の宿 妙見館(妙見温泉)
湯治の宿 田島本館(妙見温泉)
山水荘(妙見温泉)
さかいだ温泉(安楽温泉)
鶴乃湯(安楽温泉)
前田温泉(丸尾温泉)
湯之谷山荘(湯之谷温泉)
南洲館(栗野岳温泉)
般若寺温泉(吉松温泉)

大分
入湯貸間 陽光荘(鉄輪温泉)
双葉荘(鉄輪温泉)
中野屋旅館(鉄輪温泉)
まつや別館(鉄輪温泉)
しんきや旅館(鉄輪温泉)
大黒屋(鉄輪温泉)
たまの荘(鉄輪温泉)
旅館・民宿 みかさや(鉄輪温泉)
とくなが荘(由布院温泉)
上恵良温泉(院内温泉)
B・B・C長湯(長湯温泉)
ひとめ荘(筋湯温泉)


熊本
湯治旅館 新ひたや(杖立温泉)
旅館 白水荘(杖立温泉)
豊礼の宿(はげの湯温泉)
やすらぎ(御湯船温泉)
清風荘(地獄温泉)
梅屋旅館(日奈久温泉)
武士屋旅館(日奈久温泉)
喜久屋旅館(湯の鶴温泉)
永野温泉(湯の鶴温泉)
しらさぎ荘(人吉温泉)

宮崎・佐賀・長崎
鹿の湯(吉田温泉)
亀の湯(吉田温泉)
吹上温泉(京町温泉)
山麓温泉(京町温泉)
白鳥温泉上湯(えびの高原温泉)
白鳥温泉下湯(えびの高原温泉)
古湯温泉館(古湯温泉)
旅館 一休荘(嬉野温泉)
雲仙よか湯(雲仙温泉)

前書きなど

「九州の温泉遺産」シリーズ発刊にあたって

 火山の多い日本列島は、「古事記」や「日本書紀」にも温泉の記述がみられるように、古代から温泉に親しんできた土地柄です。そのなかにあって、九州は北海道や東北地方にもひけを取らないほど温泉に恵まれています。
 環境省が公表している平成21年度の「温泉利用状況(都道府県別)」によりますと、源泉総数は全国1位が大分で2位が鹿児島、5位に熊本が入っています。また、温泉の総ゆう出量は1位が大分、3位が鹿児島、5位が熊本となっています。さらに、温泉利用の公衆浴場数も鹿児島が全国2位で、5位と6位に大分、熊本が入っています。
 このようにデータ上では突出している九州の温泉ですが、実際はというと黒川、湯布院、別府、雲仙、霧島、指宿などの有名温泉地以外はまだまだ全国的には知名度が低いというのが現状です。そこで今回、九州の温泉の魅力をさらに掘り下げたものを作りたいと思い、「九州の温泉遺産」シリーズを発刊することにいたしました。
 第1弾「湯治宿」は、なかでも真っ先に取り上げたかったテーマでした。じつは7年前に『九州の本物温泉④昔ながらの湯治宿』を刊行しているのですが、当時80軒以上あった湯治宿は現在では約70軒にまで減ってきています。昔ながらの湯治宿は湯量に見合った浴場造りができていて、ほとんどの宿で「源泉掛け流し」が守られています。その湯治宿をまず紹介せずして何が「温泉遺産」か、という気持ちで作りましたのでどうぞご覧いただければと思います。
 なお、今シリーズは「露天風呂」「療養泉」「共同浴場」「ゆかりの湯」など全7巻を予定しています。年1回の刊行ペースを基本に、細かな部分まで取材して皆様にお伝えしていきたいと考えています。どうぞご期待ください。
 最後になりましたが、東日本大震災で被災された方々、そして風評被害に遭われている東北および関東地方の温泉施設には心からお見舞い申し上げます。私自身、東京に18年間住んでいましたし、妻の実家は青森にあります。東北や関東の温泉の素晴らしさは、じゅうぶん分かっているつもりです。どうか1日でも早く、以前のような賑やかな姿に戻れるよう九州の地から願ってやみません。       九州人・南 英作

上記内容は本書刊行時のものです。