版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
掌の縄文 港 千尋(写真) - 羽鳥書店
.
詳細画像 0 詳細画像 1
【利用可】 (連絡不要)

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
子どもの文化     書店(直)
直接取引:あり

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

掌の縄文 (テノヒラノジョウモン)

芸術
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:羽鳥書店
B5変形判
112ページ
上製
定価 4,000 円+税   4,400 円(税込)
ISBN
978-4-904702-32-1   COPY
ISBN 13
9784904702321   COPY
ISBN 10h
4-904702-32-8   COPY
ISBN 10
4904702328   COPY
出版者記号
904702   COPY
Cコード
C0072  
0:一般 0:単行本 72:写真・工芸
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2012年3月
書店発売日
登録日
2012年2月15日
最終更新日
2012年8月8日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2012-05-20 読売新聞
評者: 三浦佑之(古代文学研究者、立正大学教授)
2012-05-06 朝日新聞
評者: 北澤憲昭(美術評論家)
2012-04-22 日本経済新聞
MORE
LESS

紹介

 土器は博物館でガラス越しに見る史料、というのがわれわれ現代人の感覚だが、それが素手で触れられた瞬間に、史料でもなく作品でもない、生活の一部として存在する土器がまざまざと浮かび上がってくる。これまで、人類学者としての眼ももちながら写真を撮り続けてきた港千尋が、人の手に抱かれた土器をとおして、何千年も前に生きた人々の生身の感覚を伝える。

 収録された土器や土偶は、主に八ヶ岳山麓にある縄文遺跡から出土した約5000年前のもの。土器に触れ被写体となった人たちは、ある人は「この飾りは触られるためにある」と感じ、ある人は「これは花器として使われたにちがいない」と感じた。土器の復元の現場では、作業する手をとおして、太古の作り手の意識がたちのぼることがある。そのよみがえりの瞬間ひとつひとつを、遺跡の風景もまじえながら、モノクロ(ダブルトーン印刷)とカラー両方で見せる。

 人が素手で土器に触れている写真は、資料としてもほとんど残されていない。港千尋のテキスト「抱かれた時間」のなかでは、尖石(とがりいし)遺跡の古い資料や、岡本太郎が撮影した縄文土器など、貴重な写真を収録。また、クロード・レヴィ=ストロースが1998年にパリ日本文化会館で開かれた「縄文展(JOMON l’art Japon des orignes)」のカタログに寄せられた序文も紹介する。

目次

3-95 掌の縄文
96-103 港千尋「抱かれた時間」
104-107 クロード・レヴィ=ストロース「縄文展カタログ序文」
108-110 写真一覧
111 港千尋プロフィール

著者プロフィール

港 千尋  (ミナト チヒロ)  (写真

1960年神奈川県生まれ。大学在学中に南米各地に滞在して以来、これまで赤道や大西洋など世界各地の自然と文化を対象に撮影してきた。
主著『記憶――「創造」と「想起」の力』(講談社、1996)でサントリー学芸賞、展覧会「市民の色chromatic citizen」で第31回伊奈信男賞を受賞(2006)するなど、テキストとイメージの両面で創作を続けている。
2007年には第52回ヴェネチア・ビエンナーレ美術展日本館コミッショナー、
2008年には『HIROSHIMA 1958』(インスクリプト)の編集とキュレーションを務めるなど、幅広く活躍。
主な写真集に『瞬間の山――形態創出と聖性』『文字の母たちLe Voyage Typographique』(以上インスクリプト、2001、2007)。近著に『レヴィ=ストロースの庭』(NTT出版、2008)、『書物の変――グーグルベルグの時代』(せりか書房、2010)、『パリを歩く』(NTT出版、2011)など。
現在、多摩美術大学美術学部情報デザイン学科教授、同芸術人類学研究所所員。

上記内容は本書刊行時のものです。