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新人文感覚2 雷神の撥 高山 宏(著) - 羽鳥書店
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新人文感覚2 雷神の撥

発行:羽鳥書店
A5判
1008ページ
上製
定価 13,000円+税
ISBN
978-4-904702-29-1
Cコード
C0070
一般 単行本 芸術総記
出版社在庫情報
在庫僅少
初版年月日
2011年11月
書店発売日
登録日
2011年9月30日
最終更新日
2011年11月17日
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書評掲載情報

2012-01-22 毎日新聞
評者: 沼野充義(東京大学教授・スラブ文学)
2011-12-25 朝日新聞
評者: 荒俣宏(作家)
2011-12-18 毎日新聞
評者: 沼野充義(東京大学教授・スラブ文学)
2011-11-06 朝日新聞

紹介

フィギュラリズム、マンガ、笑い、マニエリスムの歴史と表象を闊歩する!「風神」「雷神」が出揃い、いよいよ怒濤の完結。

目次

1 たかが英文学、されど英文学いのちがけ
 カタけりゃいいってもんじゃない――アルス・アマトリア論文術 
 桃山時代へスリップ・イン 
 図書館の五万数千冊のカード化に明け暮れた日々
 マガジニズムという「小さな」マニエリスム
 翻厄こんにゃく、或は命がけ
 訳者の告白
 この訳、機知甲斐ざたにつき――『フィネガンズ・ウェイク』解題
 腐海の風景
 キュアリアス・ビューティ――ウォルター・ペイター
 Born to be Wilde
 クリティックなんて「プー」!――A・A・ミルン文学の「プー」ラドックス
 プーはそこに降りて――子供部屋の中の森について
 児童が問う百科、児童を問う百科
 松岡正剛『遊学』
 巽の方角に宝あり
 椿説・由良君美の周辺
 舞台吹き抜く松風のごとく
2 アリス・イン・ジ・アンダーグラウンド 1960s
 あまりにもボヘミアン――ルイス・キャロル新考
 意味に風穴――六〇年代のキャロル・リヴァイヴァル
 送――僕らは龍を殺せるか
 ラビリンスの時代
 アリス・イン・フィギュアランド
 アリス・リミナル――ヤン・シュヴァンクマイエルとドロテア・タニング
 「スラヴ」という世紀末的パラミーター
 東欧が生んだ極上の不条理アート
 「自然の歴史」のメタ映像化――ヤン・シュヴァンクマイエル作品集
 アニメーティッド・ハウス――シュヴァンクマイエルとゴシック小説
 69、何てエロチック――ヤン・コット追悼
 ローマ発、異貌の英文学――マリオ・プラーツ
 マニエリスムのキケロー
 新世紀のシェイクスピア、いよいよ面白く――二〇〇〇年シェイクスピア祭記念講演
 目を閉じて見る場所
 パラドックスの毒
 オンブロマニア――プロジェクションの近代史
 四世紀たった今
 近代視覚空間の魅惑と閉塞を“視覚化”したやなぎみわの創意
 夢の時間をありがとう
3 「マンガは萬画である」
 こうしてくるんとひとまわり――絵本表象論・覚え
 メディア・コミックス――わずか四十年で四百年全表象史を駆け抜ける
 アニメーティングなもの――少しおおげさかも知れない
 天真爛漫百貨店――『ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事』
 ぼくらを救った青春球場――『巨人の星』
 ちば漫画の魅力――コマの中の空間の広がり
 一九六九、青春東大望都暮し
4 見えるものはこんなにも楽しい(Ⅱ)――表象論応用篇
 フィギュラティーフ――マサンのコレクションに寄せて
 メディア・ポエティックス――『オルペウスの声』と『メディアの法則』
 「カトリック・パラノイア」の二十一世紀への遺言――マクルーハン『メディアの法則』
 レター・コンシャス
 遅さの豊かさ――エピストラリー・モード
 電話が十七世紀からかかってくる――テレフォニックス論
 球体ミレ二ア
 近代が載る奔放なテーブル――OEDへの感謝
 辞書放蕩
 インテリア・バード――鳥、女、表象
 遊弋する図像――クジラのイメージ瞥見
 商標図像学入門
 ヨハネ黙示録の終末界を行く
 フォーリング――多岐にして不可解なる世紀末に
 「鳥の目」の文化史
 鳥の目と虫の目――鳥瞰の近代史
 月へトリップ――戸川純 讃
 建築的創造力
5 ホモ・リーデンス(笑うヒト)になる――山口昌男 讃
 夥しさの図像学
 「笑い」が癒す遠近法の中の近代――一九六〇年代後半の「方法としての笑い」
 逆説を弄す安吾
 馬なき騎士が荒地を行く――『モンティ・パイソン』と『ホーリー・グレイル』
 スラップスティック・シックスティーズ――トランスパーソナル心理学と
 境界走殺――世紀末、「走り」の意味論
 しまいにゃ笑うぞ――天才たけしの元気が出る世紀末
 「ぼくんち」と呼ばれた笑い
 郷愁映画のような昭和二十年代
 ある夜のマレビト
6 マニエリスム、今日は――種村季弘 讃
 終りのはじまり――種村季弘先生追悼
 さよなら、カマラーデ――若桑みどり先生追悼
 前衛と求道――多木浩二先生追悼
 身内と胎内――『失われた庭』の僕
 細部近代論覚え
 メディアの中の忍者学――六方手裏剣に仮託されたマニエリスム時代のトリックスター
 あらかじめ否定された「あとがき」――澁澤龍彦『サド復活』
 「常数」としてのマニエリスム――ホッケ『迷宮としての世界』
 イギリスからはじめて、話しはドイツ、フランス、イタリアなどユーロ圏に及ぶ――ネオ・バロック小説のこと
 怪物の世界――「凶事」としてのロマン
 ほう、ホッケ教!
 マニエリスムの翻訳、翻訳のマニエリスム
 エンサークルメント――冲しきが若し
 物語としてのキュレーション
7 さよならだけが人生だ
 往生の物語――二〇〇二年七月
雷神口上
初出一覧
事項索引/書名索引/人名索引

版元から一言

観念と図像をもとに「驚異させる」ことを目指し、膨大なテキストを駆使した高山学の総決算いよいよ完結。

フィギュラリズム、マンガ、笑い、マニエリスムの歴史と表象を闊歩する!

著者プロフィール

高山 宏  (タカヤマ ヒロシ)  (

1947年生まれ。明治大学国際日本学部教授(視覚文化論)。
著書に、『アリス狩り』(青土社、新版2008)、『ブック・カーニヴァル』(自由国民社、1995)、『奇想天外・英文学講義――シェイクスピアから「ホームズ」へ』(講談社選書メチエ、2000)、『近代文化史入門――超英文学講義』(講談社学術文庫、2007)、『高山宏椀飯振舞I エクスタシー』(松柏社、2002)、『超人高山宏のつくりかた』(NTT出版、2007)など多数。
訳書に、サイモン・シャーマ『風景と記憶』(栂正行との共訳、河出書房新社、2005)、バーバラ・M・スタフォード『グッド・ルッキング――イメージング新世紀へ』(産業図書、2004)/『ヴィジュアル・アナロジー――つなぐ技術としての人間意識』(産業図書、2006)/『ボディ・クリティシズム――啓蒙時代のアートと医学における見えざるもののイメージ化』(国書刊行会、2006)/『実体への旅』(産業図書、2008)、最新刊のロザリー・コリー『パラドクシア・エピデミカ――ルネサンスにおけるパラドックスの伝統』(白水社、2011)など多数。

追記



帯より


各編タイトルの曲芸振りに始まり、
知の仏壇返す離れ業で本文を締める。
これじゃあ雷さまも撥鳴らして
アンコール叫んじゃうタカヤマ文芸座!
――荒俣宏

展覧会、トークイベントなどの情報




2011/11/10(木)-2011/11/15(火)

◆高山宏 「学問はアルス・コンビナトリアというアート」展

紀伊國屋画廊(紀伊國屋書店新宿本店4F)

終了しました。


2011/11/12(土)19:00開演(18:30開場)

第94回紀伊國屋サザンセミナー  高山宏『新人文感覚』全2巻完結記念トークイベント

「知の風神・学の雷神 脳にいい人文学」

終了しました。

上記内容は本書刊行時のものです。