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品切れ・重版未定
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
子どもの文化 書店(直)
直接取引:あり
現代日本法へのカタバシス
A5判
320ページ
上製
定価
7,800円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2011年10月
- 書店発売日
- 2011年10月26日
- 登録日
- 2011年8月22日
- 最終更新日
- 2015年9月8日
紹介
ローマ法研究者による現代日本の法(法学・実務・法学教育も含む)に対する洞察の書。
書下し2本(「『ローマ法案内』補遺」「夏目漱石『それから』が投げかけ続ける問題」)を含む全10本の論考を収録。
初の論文集。
目次
Ⅰ
1 現代日本法へのカタバシス
Ⅱ
2 「客殺し」のインヴォルティーノ、ロマニスト風
3 占有概念の現代的意義
4 「債権法改正の基本方針」に対するロマニスト・リヴュー
5 『ローマ法案内』補遺
6 夏目漱石『それから』が投げかけ続ける問題
Ⅲ
7 余白に
8 歴史学の認識手続と法学的思考
9 法学部-批判的紹介の試み
10 法科大学院と実定法学
版元から一言
書名は雑誌掲載時に評判となった連載タイトルを使用。
カタバシスとは、ギリシア語で冥府への下降を意味し、過去への通路を指示するが、ローマ法を専門とする著者にとって、むしろ現代の日本に「降りる」ことこそが冒険を意味するというアイロニー。
上記内容は本書刊行時のものです。