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イスラーム法における信用と「利息」禁止 両角 吉晃(著) - 羽鳥書店
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イスラーム法における信用と「利息」禁止

発行:羽鳥書店
A5判
328ページ
上製
定価 9,500円+税
ISBN
978-4-904702-19-2
Cコード
C3032
専門 単行本 法律
出版社在庫情報
在庫僅少
初版年月日
2011年1月
書店発売日
登録日
2010年12月3日
最終更新日
2011年2月10日
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目次

凡例

序章 イスラーム法とは
 第1節 「法」を指し示す2系統の用語
 第2節 イスラーム法
 第3節 イスラーム法の特徴
 第4節 法解釈方法論
 第5節 法学派
 第6節 イスラーム法史概説

第1章 リバーを取り巻く問題状況
 第1節 ムラーバハ契約を巡るイギリス裁判所の判決
 第2節 従来のリバー理解
 第3節 利息概念の検討

第2章 リバーおよび関連諸概念の分析
 第1節 「売買」の基本的ルール
 第2節 法学書に現れたリバーの定義

第3章 サルフ
 第1節 サルフの定義
 第2節 サルフの諸要件
 第3節 サルフの諸要件とリバー禁止準則の関係
 第4節 サルフにおける「増加」と「減少」
 第5節 サルフのイカーラとイスティブダール
 第6節 サルフにおける「相殺」
 第7節 総括:サルフに固有の準則とリバー禁止準則との関係

第4章 サラム
 第1節 サラムの定義とその特徴の概略
 第2節 売主の手元にない物の「売買」の禁止
 第3節 サラムの諸要件
 第4節 サラムとリバー禁止準則の関係
 第5節 サラムの代金および被売買物の受取前の「売買」
 第6節 サラムの諸要件の中に現れた「ムフリス」及び「イフラース」の概念
 第7節 サラムの「売買」の意味

第5章 ムラーバハ
 第1節 ムラーバハの定義
 第2節 ムラーバハの諸要件
 第3節 代金(原価額)について
 第4節 代金に付加される費用
 第5節 背信行為成立の諸要件
 第6節 背信行為が明らかになった場合の効果
 第7節 ムラーバハと信用供与

第6章 カルド
 第1節 カルド:「消費貸借」
 第2節 恵与関係としてのカルド
 第3節 「使用貸借」としてのカルド
 第4節 「利益を生ぜしめるカルド」について―カルドにおけるリバー
 第5節 カルドの本質

第7章 エジプト民法典における利息概念
 第1節 エジプト民法典の歴史
 第2節 エジプト民法典概観
 第3節 エジプト民法典における消費貸借契約及び利息

終章 結論
 第1節 リバー概念の意味
 第2節 イスラーム法の「変形」―エジプト民法典の危険負担制度とイスラーム法の滅失理論
 第3節 法的諸概念のコンステレーション

索引
後書

版元から一言

「法学協会雑誌」(1997~98年)に発表した論考「イスラームにおけるいわゆる利息の禁止について-西暦第12世紀のハナフィー派法学書に現れたリバー概念の分析」をベースに、その後の研究成果を踏まえてまとめたもの。イスラーム世界との交流、とくにビジネスの交渉には必須の書。

著者プロフィール

両角 吉晃  (モロズミ ヨシアキ)  (

1968年 長野県生まれ
1990年 東京大学法学部卒業
1996年 東京大学法学部助教授
2010年 東京大学法学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。