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ギョッとする江戸の絵画 辻 惟雄(著) - 羽鳥書店
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ギョッとする江戸の絵画

発行:羽鳥書店
A5判
240ページ
並製
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-904702-06-2
Cコード
C0071
一般 単行本 絵画・彫刻
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2010年1月
書店発売日
登録日
2015年8月22日
最終更新日
2015年8月22日
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紹介

2006年秋に放送されたNHK番組「知るを楽しむ この人この世界」のテキストとして刊行された冊子をベースに、新たに書籍化。
『奇想の系譜』の申し子・村上隆との対談を収録。
底知れない江戸絵画の魅力を美術史の巨匠が縦横無尽に語る。
図版110点・口絵カラー9点。

目次

芸術の効能は「ギョッ」にある 

1 血染めの衝撃――岩佐又兵衛 
   「山中常盤」との出会い
   又兵衛の数奇な生い立ち
   「勝以画」の特徴とは
   浮世又兵衛と又兵衛論争
   「上瑠璃」と「堀江物語」

  二人の又兵衛

2 身もだえする巨木――狩野山雪
   断末魔の痙攣
   エリートコースからの脱落
   マニエリスムとの符合
   山雪の新しさとは何か

  文化の過渡期に生きた画家

3 「自己流」の迫力――白隠
   達磨の大きさ、線の不思議
   「奇想」の空白期間
   禅僧としての白隠
   技巧を捨てる

  白隠が与えた影響

4 奇想天外の仙人たち――曾我蕭白
   空前絶後の作品
   発見された蕭白
   わずかに判明した来歴
   画風興隆期の作品

  「本物」の証明

5 絵にしか描けない美しさ――伊藤若冲
   若冲ブームの到来
   八百屋の跡継ぎから画家の道へ
   彩色画の若冲、水墨画の若冲
   晩年の創作活動

  絵画の伝統に革命をもたらした画家

6 猛獣戯画――長沢蘆雪
   猫に見立てた虎
   応挙という巨匠
   江戸時代の鳥羽僧正
   視覚遊戯を楽しむ

  作品に見える蕭白と白隠

7 天才は爆発する――葛飾北斎
   世界が認めたザ・グレート・ウェーヴ
   挿絵画家・北斎と蘭書
   絵手本にみる北斎のユーモア
   七十歳を超えて迎えたピーク

  北斎を継ぐもの

8 機知+滑稽・風刺の心――歌川国芳
   武蔵の鯨退治
   北斎と西洋画の影響
   機知+滑稽=エンターテイナー
 
  もう一つの潮流


対談 『奇想の系譜』から「スーパーフラット」へ  辻惟雄×村上隆

 本書の成り立ち
 辻惟雄と村上隆の出会い
 君が研究しなさい
 「スーパーフラット宣言」
 『奇想の系譜』のDNA
 若冲の民衆性
 若冲「象と鯨図屏風」
 宗教家・白隠=マンガ家・白隠
 新発見
 断片的とフラッシュ
 『芸術新潮』連載
 これからの「村上隆」


あとがき

関連画家年表
図版一覧

著者プロフィール

辻 惟雄  (ツジノブオ)  (

1932年生まれ。東京大学名誉教授、MIHO MUSEUM館長。著書に、『奇想の系譜』(ちくま学芸文庫)、『日本美術の見方』(岩波書店)、『かざりの日本文化』『遊戯する神仏たち』(角川書店)、『日本美術の発見者たち』(共著、東京大学出版会)、『日本美術の歴史』(東京大学出版会)、『奇想の江戸挿絵』(集英社新書)、『岩佐又兵衛』(文春新書)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。