....
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
フィンランド語は猫の言葉
新装 復刻版
発行:猫の言葉社
四六判
272ページ
定価
1,600円+税
- 初版年月日
- 2008年4月
- 書店発売日
- 2008年4月4日
- 登録日
- 2010年11月18日
- 最終更新日
- 2025年3月9日
紹介
舘野泉さんのピアノに憧れてフィンランドに留学した芸大生が、言葉を覚えようと悪戦苦闘。「ニーン、ニーン」という相槌が猫の言葉に聞こえるフィンランド語だが、夏至祭の頃には鶏の声に聞こえ、古文を読むと恐竜の言葉に思えるとか・・・。楽しいエピソードがいっぱいで、難しいはずの言語学も面白いことこの上なし。マイナス30度の寒さに耐え、サウナでびっくりするような体験もし、ジャガイモ攻めにあっても、くじけない!「やっぱりフィンランドで勉強してよかった」と思うのは、いろいろな出会いがあったから。フィンランドが身近に感じられる抱腹絶倒留学体験記。
目次
芬学事始/ヘルシンキお化け?/初めての試験/外国で脳腫瘍/音声学/北おーってどーお?/英語からフィンランド語への翻訳/作家としての日々/ 夏休み/ フィンランド語の文法/サウナでの赤裸々な話/森の小人たちと文学/東大さん讃歌/マイナスごっこ/ フィンランド語の方言/お城で誕生パーティ/ 作文とかけっこ/フィンランド語の古文/言葉の使い方/ 通訳稼業あれこれ/海外適応の時間的経過 たとえば、じゃがいもとのおつきあい/女と言葉/大相撲愛好家と世界の言語/フィンランド語は猫の言葉/日本一・フィンランド一/コーヒーカップの受け皿
前書きなど
この作品は、1981年11月に文化出版局より単行本として刊行され、1995年2月、講談社文庫に収録されました。1970年代末のノンフィクションです。
版元から一言
本書は、フィンランドへ行く人たちの「バイブル」(!?)と言われていましたが、長い間入手困難でした。それが、待望の復刊です。でも、電車の中で読むのはご用心!面白くて突然吹き出してしまいますので・・・。
上記内容は本書刊行時のものです。