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日本人の動物観 中村禎里(著) - ビイング・ネット・プレス
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日本人の動物観 (ニホンジンノドウブツカン) 変身譚の歴史 (ヘンシンタンノレキシ)

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四六判
334ページ
上製
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-904117-27-9   COPY
ISBN 13
9784904117279   COPY
ISBN 10h
4-904117-27-1   COPY
ISBN 10
4904117271   COPY
出版者記号
904117   COPY
Cコード
C0039  
0:一般 0:単行本 39:民族・風習
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2006年6月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2021年3月4日
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紹介

どんなに生活が欧米化し、どんなに我々がペットとともに暮らそうとも、我々の心の中には、日本人特有の動物観がしみついている。アニマル・セラピー、ペットロス、動物愛護、現代の動物問題に向きあうときにも大きなヒントを与えてくれる。ペットブームの今だからこそ、考えなければならない私たちの心のなかの動物観。

目次

まえがき

序章 日本人とヨーロッパ人の動物観
 ・『グリム童話集』における変身
 ・『日本昔話記録』における変身

第一章 神話の世界
 ・トヨタマヒメ型の変身譚
 ・オオモノヌシ型の変身譚
 ・人から動物への変身

第二章 仏教思想の浸透のなかで
 ・ヘビとキツネ
 ・死を媒介とした変身

第三章 中世説話と御伽草子類
 ・オオモノヌシの後裔
 ・トヨタマヒメの系譜
 ・死後転生譚の拡張

第四章 近世の怪異譚
 ・キツネ・タヌキ・ネコ
 ・オオカミ・カワウソ・クモその他
 ・死後転生譚の後退

第五章 古代・中世・近世の説話と現代の昔話
 ・通婚と報恩を中心に
 ・疎外と昇華を中心に

前書きなど

ちかごろ人と動物のかかわりあいにかんする議論がさかんである。捕鯨の問題ひとつとっても、今までのような動物にたいする気ままな振舞いにたいし抵抗がうまれつつあることがわかる。しかしもともと日本人の心の伝統においては、人と動物との一体感がつよかった、としばしば指摘されてきた。
動物にたいする感じかた、考えかたは歴史の産物であり、現状を理解し将来を見とおすためには、過去にむかって流れをさかのぼってみなければならない。
本書においては、『古事記』『日本書紀』が編集された古代から、奇談集や見聞録がさかんに読まれた近世にいたるまでの、変身説話を主な素材にしながら、日本人の動物観の歴史をたどってみようと思う。さらには古代・中世・近世の変身譚を現在の昔話における変身譚と比較して、一応の結論をえたい。本書における研究は、いわば基礎科学の仕事である。そして基礎科学の成果なしに実学の達成が豊になりにくいことはいうまでもない。
(まえがきより)

著者プロフィール

中村禎里  (なかむらていり)  (

1932年東京都に生まれる。都立大学理学部卒。1967年から立正大学教養部勤務、講師、助教授、教授を経て、95年から仏教学部教授、02年から立正大学名誉教授。著書に『日本動物民俗誌』『河童の日本史』『狐の日本史 古代・中世篇』『狐の日本史 近世・近代篇』『狸とその世界』『魔女と科学者その他』『日本のルィセンコ論争』『胞衣の生命』ほか多数。

上記内容は本書刊行時のものです。