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天珠の神秘力 井村宏次(著) - ビイング・ネット・プレス
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天珠の神秘力 チベットの守護石

A5判
112ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-904117-01-9
Cコード
C0014
一般 単行本 宗教
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2008年1月
書店発売日
登録日
2015年8月22日
最終更新日
2015年8月22日
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目次

・護符としての「眼天珠」の効能
・はじめに もうひとつのチベットの「宝」
  チベットの宝「仏教」
  チベットのもうひとつの宝とは
第一章 天珠とは何か?
  天珠との出会い
  シャンシュン王国とボン教
  目玉石の謎
第二章 天珠ブームの到来
  航空機事故が起こしたブーム
  名著の出版
  ニューエイジ到来
第三章 天珠の神話と伝説
  サキヤ女史の前言
  さまざまな伝説
第四章 天珠とシャンシュン王国起源説
  謎のグゲ遺跡
  新たなる発見
  天珠の技法はなぜ消えたのか
第五章 天珠の種類、その多様な型・文様・色彩
  天珠の材料と形状
  天珠の色
第六章 天珠──その神秘の文様
  メノウビーズの変遷
  インドに見るメノウビーズ
  文様の謎
  聖数三・五・七
第七章 天珠のモチーフとその意味
  卍は吉祥モチーフ
  ボン教と古ヨーガ
  道教のシンボリズムと吉兆数
  道教における重要数字
  仏教における数字のシンボリズム
  天珠の眼の効果
第八章 絵付天珠の効能を探る
  持物に由来する天珠
  菱形紋と五角形紋
第九章 天珠は邪気を祓う
  避邪眼の思想
  眼の機能
  護符としての天珠
第十章 羊眼天珠の謎
  羊眼天珠の逸品
  天珠の制作方法
  球形の天眼石
  インドからシャンシュン王国へ
  ナザール・ボンジュウ
  天珠の復活
第一一章 天珠を入手し保管する
  天珠の選び方
  入手するうえの注意
  天珠の保管と手入れ
むすび
参考文献

前書きなど

「はじめに」より 
●チベットのもうひとつの宝とは
 ところで、読者は仏教への信仰篤きチベット人たちの“もうひとつ”の「宝」が何であるかご存知だろうか?
 それこそが、彼らが「ズィー」(dZi)、あるいは「シー」と呼ぶ「天珠」なのである(地方によって発音が異なる)。
 (中略)
 天珠を一目見た人はその表面に浮き出た文様に目を奪われることだろう。(中略)円と線を組み合わせた独特な文様なのである。これを一つの定型的文様とするなら、その他にも円形だけの文様が浮かび出た石もあるし、力強い線や斜線だけ浮き出た品もある。こうした文様の多様さもまた、この石の神秘性を高めているようである。渋い色彩と単純で力強い文様、横長で樽型の形などがあいまって、天珠を一目見た人は忘れようのない不思議な印象を受けるであろう。それは、美しい美術品を見た時の華やかな衝撃や感動とは異なった、たとえて言うと、潜在意識に鈍く重い衝撃を受けた時の感じである──、と言えるかもしれない。われわれ異邦人が受けるこの感動に対して、チベット人たちの天珠への思いは少し異なるようである。あえて言うなら、それは羨望に近いと言えるかもしれない。端的に言うと、チベットの人々にとって天珠は憧れであり、ぜひとも入手したい「宝」なのである。
 (中略) 
 それでは、何故に天珠はそんなに貴重な品であるのか?(中略)天珠はそれを所有する人や一家を守護し、天災や災難から守り幸せをもたらす神秘力を備えている──、とチベットの人々は堅く信じているのだ。これこそが、天珠が貴重な品であることの第一の原因なのである。
 本書において筆者は、天珠とはいったい何なのか──、を解明するとともに、その材質や文様の不思議、天珠が持つと信じられている神秘力のルーツを解明するべく、チベットへと、そしてその周辺の諸国の神秘の伝統や技法の中に分けいっていこうと思う。読者は本書に収録した数々の天珠の写真を楽しみつつ、この旅につきあっていただきたいと思う。

版元から一言

美しいカラーページに、天珠の魅力がいっぱいです。
近頃、メノウで作られた不思議なビーズ、「天珠石」を身につけている人をよく見かけませんか? その色と文様の不思議に迫り、自分だけの一品を求める際の、重要な手がかりが満載です。

上記内容は本書刊行時のものです。