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ニュー・ジャズ・スタディーズ 宮脇俊文(編著) - アルテスパブリッシング
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ニュー・ジャズ・スタディーズ (ニュージャズスタディーズ) ジャズ研究の新たな領域へ (ジャズケンキュウノアラタナリョウイキヘ)

芸術
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A5判
432ページ
並製
定価 3,200 円+税   3,520 円(税込)
ISBN
978-4-903951-30-0   COPY
ISBN 13
9784903951300   COPY
ISBN 10h
4-903951-30-8   COPY
ISBN 10
4903951308   COPY
出版者記号
903951   COPY
Cコード
C1073  
1:教養 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2010年7月
書店発売日
登録日
2010年6月25日
最終更新日
2020年6月28日
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書評掲載情報

2010-08-29 日本経済新聞
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紹介

90年代以降、多様な領域に広がるジャズ研究──アメリカと日本の最新の成果から、その代表的な論考と最新論文を集めた画期的なアンソロジー登場!
〈聴く〉〈見る〉〈読む〉〈書く〉〈演る〉の5部に分けて、メディア論、ジャズとパンク、村上春樹、楽器の表象、中国ジャズ、歴史叙述、即興、マイルス、フリー・ジャズ、音響など、多彩なテーマを論じた15本(書き下ろしを含む)を収録。
執筆者は編者の3人に加えてジェッド・ラスーラ、上田泰、マシュー・スメラ、椿清文、クリン・ギャバード、アンドリュー・F・ジョーンズ、スコット・デヴォー、デイヴィッド・エイク、E. テイラー・アトキンズ、イングリッド・モンスン、ロバート・ウォルサー、マイク・ヘフリー、デイヴィッド・ノヴァック。

目次

マイク・モラスキー「イントロダクション──ジャズ評論を超えて」

I〈聴く〉聴取、メディア、受容
ジェッド・ラスーラ「記憶のメディア──ジャズ史におけるレコードの誘惑と脅威」
上田泰「フォノグラフ効果とジャズ──マーク・カッツの議論を中心に」
マシュー・スメラ「黒い激情、白いノイズ:ジャズとパンクの関係」

II〈見る〉視覚表象とジャズ
椿 清文「ラプソディ・イン・ブラックフェイス──ジャズとミンストレル・ショー」
クリン・ギャバード「ファルス(男根)をシグニファインする──『モ・ベター・ブルース』とジャズ・トランペットの表象」

III〈読む〉文学の中のジャズ
細川周平「ルビで踊って──ベン・ヘクトの翻訳と谷譲次の遊戯的書記法」
宮脇俊文「スイングがなければ小説はない──村上春樹とジャズのクールな関係」
アンドリュー・F・ジョーンズ「黒い国際労働者連盟──中国のジャズ・エイジに関する小論」

IV〈書く〉ジャズの歴史叙述
スコット・デヴォー「ジャズの伝統を構築する」
デイヴィッド・エイク「ジャズの歴史叙述とルイ・ジョーダンの問題」
E. テイラー・アトキンズ「『お国のためのジャズ』:戦時日本の新文化体制に向けて」

V〈演る〉即興と音響
イングリッド・モンスン「音楽、言語、文化スタイル:会話としての即興」
ロバート・ウォルサー「『音を外す』:意味、解釈、マイルス・デイヴィスの諸問題
マイク・ヘフリー「アメリカの向こうの自由世界」
デイヴィッド・ノヴァック「音、無音、即興のグローバルな価値」

あとがきに代えて     宮脇俊文

前書きなど

この新しい研究分野の担い手が、民俗音楽などの音楽学専門家だけでなく、歴史学や文学及び映画研究、さらに社会科学の諸分野の専門家にまで及ぶことは注目に値する。言い換えれば、ジャズ研究は統一された問題意識や方法論でひとつの分野をなしているというよりも、ジャズを題材とする多様な学術研究で成り立っているといったほうが正確だろう。本書では、この新しいジャズ研究を“ニュー・ジャズ・スタディーズ”と呼ぶことにする。」──マイク・モラスキー『イントロダクション』より

版元から一言

これまで日本ではほとんど紹介されてこなかったジャズ研究の最新動向を概観できる画期的なアンソロジーです。スコット・デヴォーをはじめ、現在のアメリカを代表する研究者から、デヴィッド・ノヴァックなど日本の即興シーンに着目する若手まで、顔ぶれもテーマもバラエティに富んだもので、まちがいなく読者の知的好奇心を刺激し、沈滞するジャズ・ジャーナリズムに活を入れることでしょう。成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書の一冊。

著者プロフィール

宮脇俊文  (ミヤワキトシフミ)  (編著

1953年生まれ。成蹊大学教授(アメリカ文学、比較文学)。著書に『村上春樹ワンダーランド』(いそっぷ社、2006)、『アメリカの嘆き──米文学史の中のピューリタニズム』(松柏社、1999)〈共編著〉、F. Scott Fitzgerald in the 21st Century: Centennial Essays (U of Alabama P, 2003) 〈共著〉、論文に「白人のジャズ・エイジと黒人のジャズ・エイジ──The Great Gatsbyの20年代」(『ヘミングウェイ研究』、2002.5)など。日本スコット・フィッツジェラルド協会会長。

細川周平  (ホソカワシュウヘイ)  (編著

1955年大阪生まれ。国際日本文化研究センター教授。著書に『遠きにありてつくるもの──日系ブラジル人の思い・ことば・芸能』(みすず書房、2008)、共著に『ブラスバンドの社会史―軍楽隊から歌伴へ』(青弓社、2001)、共編著に『日本の作曲家―近現代音楽人名事典』(日外アソシエーツ、2008)などがある。

マイク・モラスキー  (マイクモラスキー)  (編著

1956年セント・ルイス生まれ。シカゴ大学大学院東アジア言語文明学部博士課程修了(日本文学で博士号)。ミネソタ大学教授を経て、一橋大学大学院社会学研究科教授。音楽関連の著書に『戦後日本のジャズ文化──映画・文学・アングラ』(青土社、2005、サントリー学芸賞受賞)、『ジャズ喫茶論──戦後の日本文化を歩く』(筑摩書房、2010)がある。また、ジャズ・ピアニストとして東京などのライヴ・ハウスに出演。2010年7月、初のソロ・ピアノCD『Dr. U-Turn』を発表した(STUDIO SONGS / BAJ Records YZSO-10010)。http://molasky.nsf.jp/

源中由記  (ゲンナカユキ)  (翻訳協力

東京芸術大学非常勤講師。アメリカ文学。音楽関係の主要業績に「Do We Rock?::ロックを歌うロックの言語と身体性」、『からだはどこにある?:ポップカルチャーにおける身体表象』(日比野啓、村山敏勝、三浦玲一、吉原ゆかり編、彩流社、2004年)、「『ダンスフロアへ、ふたたび降臨』:価値、アイデンティティ、 ダンス・ミュージック」(『ユリイカ』2006年3月号)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。