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村上春樹にご用心 内田 樹(著) - アルテスパブリッシング
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村上春樹にご用心

四六判
256ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-903951-00-3
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
絶版
初版年月日
2007年10月
書店発売日
登録日
2016年2月16日
最終更新日
2016年2月16日
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重版情報

9刷 出来予定日: 2009-06-01

紹介

祝、第6回小林秀雄賞受賞!

村上春樹はなぜ世界中で読まれているのか? デビューから『アフターダーク』までを貫くモチーフとは? なぜ文芸批評家から憎まれるのか? 村上春樹が発する倍音とは? 雪かき仕事はなぜ世界を救うのか? ベストセラー『下流志向』のウチダ教授がハルキ・ワールドの秘密を解きあかす画期的な文学論登場。

「私たちの平凡な日常そのものが宇宙論的なドラマの「現場」なのだということを実感させてくれるからこそ、人々は村上春樹を読むと、少し元気になって、お掃除をしたりアイロンかけをしたり、友だちに電話をしたりするのである。それはとってもとってもとっても、たいせつなことだと私は思う。」(本文より)

目次

はじめに~ノーベル文学賞受賞のヴァーチャル祝辞

1 翻訳家・村上春樹
極東のアヴァター~『羊をめぐる冒険』と『ロング・グッドバイ』
すぐれた物語は身体に効く
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を読む
お掃除するキャッチャー
翻訳とは憑依することである

2 村上春樹の世界性
「父」の不在
『冬のソナタ』と村上春樹
『冬ソナ』と『羊をめぐる冒険』の説話論的構造
霊的な配電盤について
フッサール幽霊学とハイデガー死者論
After dark till dawn
無国籍性と世界性
パリで「かえるくん、東京を救う」を読む
フランス語で読む村上春樹
太宰治と村上春樹

3 うなぎと倍音
身体で読む
読者のとりつく島
倍音的エクリチュール
うなぎくん、小説を救う
ランゲルハンス島の魔性の女
村上文学における「朝ご飯」の物語論的機能
比較文学とは何か?

4 村上春樹と批評家たち
食欲をそそる批評
村上春樹恐怖症
なぜ村上春樹は文芸批評家から憎まれるのか?
激しく欠けているものについて
詩人と批評家
批判されることについて
ニッポンの小説は再生できるか

5 雪かきくん、世界を救う
村上春樹とハードボイルド・イーヴル・ランド
ハーバーライトを守る人
三大港町作家
アーバンとピンボールの話
三〇~四〇代の女性に薦める一作──『神の子どもたちはみな踊る』
ふるさとは遠きにありて思ふもの
一〇〇パーセントの女の子とウェーバー的直感について

あとがき


著者プロフィール

内田 樹  (ウチダ タツル)  (

1950年東京生まれ。神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、武道論、映画論。著書に『街場の中国論』(ミシマ社)、『逆立ち日本論』(新潮選書・養老孟司との共著)、『下流志向』(講談社)、『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)ほか多数がある。(新潮選書・養老孟司との共著)、『下流志向』(講談社)ほか多数がある。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第6回小林秀雄賞を受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。