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現代の超克 中島岳志(著/文) - ミシマ社
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現代の超克 本当の「読む」を取り戻す

発行:ミシマ社
四六判
縦19mm 横13mm
248ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-903908-54-0
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年8月
書店発売日
登録日
2014年8月4日
最終更新日
2014年8月22日
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書評掲載情報

2014-12-28 朝日新聞
評者: 赤坂真理(作家)
2014-10-26 朝日新聞
評者: 赤坂真理(作家)

紹介

現代日本の混迷を救うため、
気鋭の政治哲学者、批評家の二人が挑んだ、全身全霊の対話。
柳宗悦、ガンディー、小林秀雄、福田恆存、『近代の超克』…
今こそ、名著の声を聴け!

この本をめぐる私たちの対話から浮かび上がってきたのは、神の問題、霊性、科学や歴史の問題という、日本人が近代に置き去りにしてきてしまったものたちでした。そしてそれらは、iPSの技術や原発の問題など現代的なさまざまな問題と、分かちがたく結びついています。近代を「読む」とは、置き去りにしてきたことをもう一度捉え直すことであり、そこを読み解くことができなければ、現代的な問題を解くこともまたできないのです。
――プロローグより――

本書で「読む」主な本
『南無阿弥陀仏』『新編 美の法門』(柳宗悦)
『ガンディー 獄中からの手紙』(ガンディー)
『モオツァルト・無常という事』(小林秀雄)
『人間・この劇的なるもの』(福田恆存)
『近代の超克』(河上徹太郎、西谷啓治、鈴木成高、吉満義彦ほか)

目次

プロローグ
第一章 民衆と美 柳宗悦『南無阿弥陀仏』『美の法門』を読む
民衆と「ことば」
民の力
美と宗教、そして政治
個であることと伝統
第二章 近代と政治  ~『ガンディー 獄中からの手紙』を読む~
ダルマとトポス
愛と罪
死者のデモクラシー
積極的な受け身
第三章 「死者」を生きる ~小林秀雄と福田恆存を読む~
 W『モオツァルト・無常という事』
N『人間・この劇的なるもの』 
 N・W「死者」を生きる
第四章 近代の問い ~『近代の超克』を読む~
 神の問題
霊性の問題
 科学の問題
 歴史の問題
あとがき

前書きなど

この本をめぐる私たちの対話から浮かび上がってきたのは、神の問題、霊性、科学や歴史の問題という、日本人が近代に置き去りにしてきてしまったものたちでした。そしてそれらは、iPSの技術や原発の問題など現代的なさまざまな問題と、分かちがたく結びついています。近代を「読む」とは、置き去りにしてきたことをもう一度捉え直すことであり、そこを読み解くことができなければ、現代的な問題を解くこともまたできないのです。
――プロローグより――

著者プロフィール

中島岳志  (ナカジマ タケシ)  (著/文

1975年、大阪府生まれ。北海道大学大学院法学研究科准教授。大阪外国語大学でヒンディー語を専攻。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。専門は南アジア地域研究、近代思想史。著書に、『中村屋のボース―インド独立運動と近代日本のアジア主義』(白水社、大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞)、『秋葉原事件―加藤智大の軌跡』(朝日文庫)、『血盟団事件』(文藝春秋)、『アジア主義 ―その先の近代へ』(潮出版社)等多数。

若松英輔  (ワカマツ エイスケ)  (著/文

1968年、新潟県生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。批評家、思想家。「越知保夫とその時代」で第14回三田文学新人賞受賞。著書に、『井筒俊彦―叡知の哲学』( 慶應義塾大学出版会)、『魂にふれる―大震災と、生きている死者』(トランスビュー)、『岡倉天心「茶の本」を読む』(岩波現代文庫)、『涙のしずくに洗われて咲きいづるもの』『君の悲しみが美しいから僕は手紙を書いた』(以上、河出書房新社)等多数。

上記内容は本書刊行時のものです。