書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
病気にならないための時間医学
〈生体時計の神秘〉を科学する
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2007年12月
- 書店発売日
- 2007年11月26日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2020年4月26日
紹介
すべての生物には時計がある――。
ヒトの生体時計は二五時間――。
生活習慣病や癌、骨粗しょう症などの発症を予知し予防しているのも、
「生体時計」と時計遺伝子――。
「時間医学」(「時間の流れを考慮した医学」)の第一人者が、
「時間とからだ」の関係、生命の神秘について、
医者としての使命感と三〇年以上にわたる研究の情熱・感動をこめて書き綴る。
病気にならないための智恵がつまった、必読・科学読み物。
目次
はじめに
序章 時間医学はなぜ必要か――病気にならないために
第一章 時間生物学とは何か
第二章 時間(とき)を読む新しい医学
第三章 時間医学が教えてくれること
第四章 自律神経をコントロールする生体時計
第五章 宇宙のリズムと文化のリズム
第六章 クロノミクスの威力――生命と環境を解読する
第七章 寿命と生体リズムの不思議な関係
終章 未病を識る、平成養生訓
おわりに――リハビリからプリハビリへ
解説――生体リズムについての三〇の質問の解説
版元から一言
装丁は、クラフトエヴィング商會さんにお願いしました。
カバーが透けています。
表紙は、時計です。(太陽のような暖かみを感じます)
この表紙が、透けた紙のカバーにくるまれると……、
時計を宿した身体。
まさに、本書のテーマである<体内時計>(生体時計)へと変身します。
ちなみに、タイトルの『病気にならないための時間医学』は、
英文タイトルだと、こうなります。
Chronomics for Prehabilitation.
まさに、プリハビリ(病気にならないため)の時間医学。
病気になってから「治す」のではなく、「ならない」を目指す。
そのためには、時間と生命の関係を、少しでも知っておくにこしたことはありません。
けっしてスラスラと読める本ではありません。
けれど、読むたびに、発見と驚きと感動のあるステキな一冊に仕上がりました。
上記内容は本書刊行時のものです。